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業務フロー改善:経費精算システム導入①

こんにちは。AIトラベルの藤本です。今回は書いてそうで、今まで書いてこなかった経費精算システム導入のケーススタディについて書いていきたいと思います。

経費精算のストレスが溜まっていた

私は新卒からのキャリアを経理からスタートさせており、最初の会社では経費精算未経験という幸運の持ち主でした(その代わりガス代の月次締めとかやっていた)。しかし、その幸運もつかの間、2社目以降は順調にジュニアの業務といわんばかりに経費精算をたいていやってきました。

しかも、もれなくExcelです…!!

会社によっては悲しいかな、振込データも自作、消込もエクセルで行い、そのまま残高管理というExcel会計システムなのか、ということもやっていました。
そのため、システムの裏側でどんな処理が行われているべきなのかなどは非常によく理解できたのですが、手間がえらいかかってました。

若手のころは正直あまり疑問を持たずにやってきたんですが、30歳前後の時にはさすがに「これ何とかならないのか…」と思うようになりました。なぜならExcelの経費精算はストレスがたまることしかない機能を実装しているからです。

Excelの経費精算がなぜ大変なのか

もういろいろありますが、一例を書くとこんな感じです。

・勝手にラインを追加されて、関数が壊れる。
・ライン追加でデザインが崩れ、印刷設定が崩壊する。
・プルダウンを破壊して、新しい勘定科目を入力される。
・プルダウンで想定されない科目入力により、sumif関数が機能しなくなる。
・無事印刷されても、上司押印のためにデスクに置いて行方不明。
・上司が間違えて経費精算ではなく、請求書BOXに入れてしまう。
・そのため経理に経費精算の申請が来ない。
・さらに経理が、電卓で数字の一致確認。
・総合計も意地で電卓たたく。
・経費精算だけで燃え尽きる。

もう何とかならないの…!と思ってたのですが、流石に何とかなるだろこのご時世と思って、経費精算システムを調べたのが、2015年の話です。

次回から2015年の経費精算システム導入について話したいと思います。




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