マガジンのカバー画像

歴史、建築

35
趣味の歴史や建築巡り
運営しているクリエイター

#歴史

#48 東京上野の世界遺産 ル・コルビュジエ

ル・コルビュジエが設計した東京上野の国立西洋美術館は,2016年に7カ国計17作品と併せて「ル…

伊藤明
4年前
8

#229 「英語の不思議」が解けた日

”なぜ?”の明確な答えがない? 身の回りには実に多い.例えば,”なぜ人間は「なぜ」と考え…

伊藤明
1年前
5

#228 "らくしーな" or "ラ・クチーナ"

 台所のリフォームを検討するためショールームでメーカの方とのお話し中,「もしかして,イタ…

伊藤明
1年前
4

#223 日本画に影がない理由

タイトルや表紙の絵に引き寄せられるようにして,ふと手にして読んだ面白い本の一冊,「北斎に…

伊藤明
2年前
13

#175 すごい,カイコ

蚕(カイコ),実はすごい生き物だというお話. その1,「家畜化された昆虫」 「家畜」と聞…

伊藤明
3年前
1

#171 サンタ ルチア〜♪

「サンタ・ルチア」と聞けば、中学校?の音楽教科書で見たナポリ民謡の歌しか知りませんでした…

伊藤明
3年前
8

#106 再興,再考,最高,サアイコウ

 江戸時代の”振袖火事”(1657年)とよばれる江戸の大火災の後、江戸城天守閣を再建築して再興することが検討されたそうです。しかし実際には作ると事を断念して、その予算を市中の復興にあてたと言われています。その中心人物が、徳川家光の異母弟の初代会津藩主である保科正之で、いわゆる名君としていろいろな小説にその”知性”ある”治世”が紹介されています。  戦国時代に城の効果を熟知していたのは、織田信長と豊臣秀吉だと思います。山城の岐阜城、琵琶湖から一望できる豪華絢爛な安土城を作った

#82 ダヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」お気に入りのTED talk(4)

TED-EDの中でも、「ウッソー!!」と驚く話が私の”お気に入り”の上位を占め、その中の一つが…

伊藤明
4年前
3

#68 私にとっての”曜変天目”

茶碗?毎日の食事で使う食器、茶碗(ちゃわん)と呼ぶの不思議ですね。日本語を生まれた時から…

伊藤明
4年前
6

#63 本当のVeritas? ハーバード大学のモットー

前回記事の最後に、モットー(motto)について書きました。もう少し(もっと)モットーについて…

伊藤明
4年前
4

#60 ”マイナス”は小栗さん、”プラス”は本田さん

このタイトルを見て、その意味が分かる人は、かなりの歴史マニアか、本田宗一郎ファンに違いな…

伊藤明
4年前
6

#58 三つ足のカエル と 本能寺

二年前に京都を訪れ、織田信長が討たれた本能寺(現在は再建された本能寺が移転された別の場所…

伊藤明
4年前
6

#13 ペストとルネサンス 、ジャガイモと移民

 14世紀のヨーロッパ社会構造の大変革を引き起こした原因の筆頭に、世界的な感染症大流行した…

伊藤明
4年前
1

#12 『火定』と"奈良の大仏さん"

 新型コロナ感染症の世界的大流行の今、昨年読んだ澤田 瞳子さんの『火定』(かじょう)と”奈良の大仏さん”に思いが巡る。奈良時代に天然痘が猛威を振るう中、懸命に力を尽くす施薬院の医師が主人公の歴史小説だった。今も昔も、医師の皆さんには本当に心からの感謝を送りたい。原因不明な病気に対して、”火の中に飛び込む”ようにして他人のために働くとは、仏に近い方々だと心から思う。  澤田さん本を読むきっかけは、『若冲』で京都の絵師伊藤若冲の歴史小説を読んで面白かったのがきっかけ。たぶん『火