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この世で1番どーにもならない
6月が終わるから、人生のバイブルになっている曲を紹介したい。
負け犬のマーチのテンポはいくら崩してもバレやしないさ
人生を一獲千金のギャンブルに例えたり、例えなかったりする曲。
曲のイメージを左右したくないのであんまり多くは言わないが、500万回聴いたのにいまだに泣いてしまうほど、私の人生に共感があったのだ。
簡単なことも上手にこなせない人生だ。そのくせ勝手に余計な事ばっかり考えて疲れてしまう。報われる程の努力もしていないのに、頭のどこかでいつか報われたいと願っている。
こんな風のどうしようもない人間を救ってくれた曲だ。
自分で言うけど、頑張るというか、必死に生きている感覚はあったから、その時の私はこの上ないくらい救われた。ありがとういよわさん。とてつもなく誰かの作ったものに生かされている感覚がして、孤独じゃないんだとも思えた。
この世で1番どうにもならないこと、それは私が生きていることだ。
でも色々考えた結果、生まれたもんはしゃーないという諦観に収束する。悔やんでも悔やんでも、私が生きている事実を取り消しにはできない。
純粋な惰性だけで生きるのはつらい。けど、惰性と諦観を頭の片隅に覚えておいて、そのほかのことをポジティブに変換する思考(まあ、たかが私の人生だしな~、とか)は私にとって、少なくとも大鬱のときとは比べ物にならないくらいポジティブな思考だ。それなので、最近そうすることにして頑張って生きている。逆にね。
願わくば死ぬまでに何者かになりたい。けれど、それまではこの曲に頼って生きていきたいし、頼らせてくれと思う。
頑張っていることがある人、頑張って生きている人は聴いてみてください。頑張ってないな、と思う人もきっと気が付かないうちに何かを頑張っているから、そんな人もぜひ。つまり生きてる人みんなに聞いてほしいってこと!
死にゆくその時光る物があればいいのだろう
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