すいかのお裾分け
7月後半に入って、とても暑い。
1日の中で1番暑い14時ごろ、
地元でお世話になっているフリースクールに顔を出しに行った。
階段で3階まで登って、靴を脱いでドアを開けて。
「こんにちわ〜」とちょっと間延びした挨拶をして入った。
お互いの団体の子供の話や活動の話をして、用事も済ませて、次の予定もあるしさぁ帰ろうとバックを肩にかける。
「あ、これもしよかったら!」
ずしっと重いビニール袋を渡された。
中にはまるまるひと玉のすいか。
夏だ。
贅沢なお裾分けをもらった。
夏を感じて、心遣いを感じて。
とても気分がいい。
最近、お裾分けや差し入れをもらうことが多い。
こういうのって、なんか嬉しい。
じわぁっていう嬉しさ。
色々な地域の人たちとのご縁の中で、割と好き勝手にやりたいことができていると思う。
やっぱり毎回各所にありがたいなと思うことがたくさんあるんだけど、なかなかその感謝の気持ちを形にできていない。
しなきゃいけないって気持ちより、
してもらって嬉しかったからしたい。
そういう心遣いの循環。
核家族化が進んでいるけど、
人と人が当たり前につながっていて、
誰かに遣える心のスペースがほんの少し空けてあって、
そんな目には見えない心の縁側を作っていきたい。
そんな“じわぁ”な縁結びは、
いろんな人やものとの出会いを生んで、
自分らしくワタシ色で生きる人間を増やすと思うんだよね。
さて、
どんなお裾分けをしようかな?
edit by Aican
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