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AIの研究を行っているアイテックインターナショナルってなにしてるの?

筑波にある、アイテックインターナショナルというAIの研究を主に行っている会社になります。
私はその立ち上げメンバーになります。
まだまだ知名度もないのですが、今後もっと発展していくためにも
まずは自分たちのことを知ってもらおうと思い
noteを立ち上げました!

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・アイテックインターナショナルとは?

まだまだできたばかりの会社でして、知名度もないのでご紹介させていただきます。
そもそもアイテックインターナショナルという会社は、大学の同期たちが集まり起業した学生企業です。
筑波クリエイティブキャンプというベンチャー企業を起業したいと考えている学生があつまってビジネスの計画を話すイベントで高評価を得ました。
その結果を踏まえて、予てより夢であったAI研究と、開発を行える会社を目指して立ち上げることに致しました。
特に今後の社会を考えていくすでに、海外では無人で料理の運搬を行うような店も登場しており、日本でも徐々に導入されていくと考えました。
導入される機会が増えるほど、研究は飛躍していきいつかは、夢のようなAIが開発されるのではないと思いました。
その研究の1歩でも礎になりたいと考え自分たちの能力を生かして、世間にAIの魅力をもっとしってもらえないだろうかと考え企業に就職するのではなく自分たちで起業することで、夢の実現にむけて少しでも近づけると考え起業された会社になります。

筑波クリエイティブ・キャンプ(通称TCC)とは、筑波大学の授業として開講されている起業家育成プログラムです。筑波大学卒業生を中心とした講師陣が講義・演習を行います。
入門編の「筑波クリエイティブ・キャンプ・ベーシック」と発展編の「筑波クリエイティブ・キャンプ・アドバンスト」の2科目で構成されています。ベーシックは春学期開講の学群自由科目、アドバンストは秋学期開講の学群自由科目・大学院共通科目です。いずれも学生は1単位を取得できます。

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・AIの研究ってなにするの?

そもそもAIの研究と言われても何をするのか、正直あまりメジャーではありません。日々様々な研究論文を参考に自分たちの作っているAIにその論文を応用して調査を行っています。
その過程で考えついたコードを試すという方法を日夜続けています。
その中で、今大きく研究をおこなっているのが、アント型という方法です。
従来の学習方法と異なり、複数の専用のAIを情報収集と学習させ、その結果を統合する方法をとっております。
この方法は学習を一つのジャンルに絞らず複数の情報を組み合わせて処理を行う事が可能になってくるので通常よりもよりフレキシブルで動的な解決方法を選択できるようになると考えており、現在注力して研究をおこなっております。
アント型の由来は研究論文にあったものをお借りしております。

「人工知能」とは何だと思うでしょうか?まるで人間のようにふるまう機械を想像するのではないでしょうか?これは正しいとも,間違っているともいえます.なぜなら,人工知能の研究には二つの立場があるからです.一つは,人間の知能そのものをもつ機械を作ろうとする立場,もう一つは,人間が知能を使ってすることを機械にさせようとする立場です(注1).そして,実際の研究のほとんどは後者の立場にたっています.ですので,人工知能の研究といっても,人間のような機械を作っているわけではありません。
それでは,実際の研究ではどのようなことをしているのでしょうか?人工知能の研究には,人工知能研究で紹介しますようにいろいろな分野があります.ここでは,この中から「推論」と「学習」を取り上げます。
「推論」とは「知識をもとに,新しい結論を得ること」です。
「学習」は何か機械が勉強をする感じがしますが,ここでは「情報から将来使えそうな知識を見つけること」です。

・その研究で起業した理由は?

学内の筑波クリエイティブ・キャンプで上位に入賞したあと、同じゼミ生の間でもこれはビジネスになるのではないかと話し合いました。その時ちょうど集まっていたメンバーがその計画に賛同してくれました。その後全員で創設資金を出し合い起業にいたりました。
そのためにもはまずは事務所となったのですが、今まで集まっていたアパートをもう一部屋借りることにしました。
そもそも立ち上げで金もないのもあったのですが、全員でたまり場にしていたおかげでそれなりの開発環境が整っていたのでそれをそのまま使用することにしたのが最大の理由ですね。
そのメンバー同士だからこそできる、スキルと能力をすべて活かすためにも起業したかいがありました。

・どんなところが優れているの?

通常の研究室とは違い、一般業務の効率化を目標とするAIの開発も行っております。なので学生時代のような想定ではなく、しっかりとした実践でのデータ収集が可能になったおかげで、通常の機械学習よりも濃密な学習を行わせることができるようになりました。
その結果研究段階であったアント型の研究が大幅に進み、構想段階であった学習の効率化を行うことができるようになりました。
アント型のAI学習の特徴として様々な情報を学習を子にあたるAIに学習させることで、親のAIに情報を蓄積させていき、親が新たに必要な情報を子に収集させていくことで、相互に学習するスピードを
強化していく事が可能になっています。
そこがアイテックインターナショナルの一番の強みであると思っています。

・AIを使ってどんなことができるのか

基本的によくフィクションで語られるような、某青いタヌキのようなことは現状不可能です。今開発や研究されているAIは人間の生活を補助し補うことを主としておこなっております。
私達アイテックインターナショナルが作っているのも、そのような
人間の生活を補助することのできる、AIの作成を行っております。
例えば、ボールが来たら右斜45度に蹴るとい動作を覚えたAIがあったとします。このAIができるのはこの動作のみですが、確実に行ってくれます。このAIがボールを蹴った先に同じ作業を学習させたAIを配置させます。そうするとボールを受け取ったAIは更にボールを右斜45度に蹴っていきます。この動作を複数学習させることで様々な作業を行うことができるようになります。
しかしながらこれでは、人のように自立で考え更に学習することができません。
そこで複数のAIに同時に様々な条件を追加させて学習させる方法を
アイテックインターナショナルでは、アント型と定義しました。
この学習方法は様々なAIでも行われております。
おかげで今までどうしても時間が必要になってしまった機械学習の時間が短縮され、また高度な〇〇をした後に〇〇を行うといったことも可能になりました。

面白い実例としては、かくれんぼという単純なルールのゲームをAIに学習させながら行うといものがあります。
この実験の結果、860万回で隠れる側がかくれられるオブジェクトを移動して隠れるようになります。そして移動できるオブジェクトで、鬼が入ってこられない場所を作るようになりました。
それから1450万回目で鬼が他のオブジェクトを使って鬼が入ってこられない場所を乗り越えるようになりした。
このように学習方法と回数を増やすことでどんどんと進化していくのもAIの面白いところといえますね。
詳しいかくれんぼの記事はこちら↓

・アイテックインターナショナルが考える今後はどうなるのか?

アイテックインターナショナルでは今後の未来を考える時に必ず参考にするものがあります。
それは1995年から2005年までの20年です。
この間は、大きくPCが発展していき一般的家庭にも普及していくまでの間になります。この年代を改めると今後同じように一家に一台のAIが搭載されている世界がくるとかんがえています。



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