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2023.8.5

連日の作業で疲労が溜まっていたし、体調も悪いから、休みつつ、作業を進めた。

1週間のタスクは、昨日の時点で9割終えているから、そんなに焦ることもないのだけれど。
体調不良を見越して、早め早めにタスクに取り組んでいた私、えらい。
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頑張りたいこと頑張らなければいけないことが沢山ある時は「試合だ!!」と思って、マリノスのユニフォームを着るようにしている。

連日の恋人との作業合宿でも、2019年のユニフォームを着ている。

気分転換に、ユニフォームを着たままフラフラと1人でお散歩に出て、踏切の遮断機が上がるのをボーッと待っていたら、身体も心も調子が悪かったからか、
「今みたいに、マリノスのユニフォームを着てる時に、息が絶えたらいいのに」と思ってしまった。

久しぶりの希死念慮を消そうと、何気なくTwitterを開いたら、松本山雅FCの松田直樹選手について書かれた記事が目に留まって、読んだら涙が止まらなくなった。

松田直樹選手は、横浜マリノスに3年、横浜F・マリノスに13年在籍していた選手。

2010年にマリノスから戦力外通告をされて、2011年に当時JFLの松本山雅FCに移籍された。

退団セレモニーで「マジでサッカー好きなんすよ。マジでもっとサッカーやりたい。本当にサッカーって最高な所を見せたいのでこれからも続けさせてください。」とお話しされたらしい。
(2011年は、私はまだマリノスが好きではなかったので、メディアやSNSからの情報)

移籍半年後、練習中に倒れ、心肺停止で救急搬送され、34歳で亡くなった。

そんな松田直樹選手の生きた証と、残された松本山雅FCのチームメイトスタッフが、なんとかして前に進もうとする姿が、記事に鮮明に書かれていて、ぽろぽろ泣いた。

私が、前を見て生きる人の生き様と、それが綴られた記事に救われたように、
私の音楽や言葉が、何年後でもいいから誰かを救えるように、音楽や言葉を形に残していけるように、頑張ろうと思えた。

松田直樹選手が倒れた際に使われていてた練習場にはAEDが設置されていなかったことから、日本サッカー協会がJリーグにもJFL等にも、試合や練習の場所にAEDを設置することを義務付けたらしい。

1時間近くお散歩先の道で座り込んで泣いていたのに、記事を読んで立ち上がってからは「私にできることをしたい」と前向きな思考になっていて、日本AED財団に募金をした。

こういう時、お散歩先から「迎えにきて〜」って恋人に連絡したらいいのかもしれない。

けれど、私のレジリエンス力(精神回復力)は20歳の時に強化して、24歳の今はいい感じに鍛えられているし、
恋人はレジリエンス力を発揮している私が好きみたいだし(本人に確認したら「赤ちゃんみたいな君でもいいよ」とのことだった)、
恋人ではなくて、サッカーや本の力を頼っても、いい感じに回復できるから、これはこれでよいと思っている。
依存先が多い方が、逞しくいられる。
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夕飯に、久しぶりに回転寿司に行った。
帰り道、恋人がおんぶしてくれた。

彼が急に「禰󠄀豆子、今お兄ちゃんが病院に連れて行くからな〜、寝るな〜」と、鬼滅の刃ごっこを始めた。
私は鬼滅の刃を見ていないので「禰󠄀豆子は、寝たらどうなるの?」と聞いたら「いや、禰󠄀豆子はずっと寝てる」と言われた。
よくわからない。

家の近くで、彼がお財布を落としたことに気がついて、急いで道を戻った。

おんぶする時に「ポケットに入れた財布落とさないようにしよう」って言ってたのに。
お財布が見つかったからよかったけれど、彼の散漫さには、呆れて笑ってしまう。

おんぶされながら、幼い頃に車で寝てしまうと、父と母が抱っこかおんぶで家の中に連れて行ってくれることが嬉しくて、よく寝たフリをしていたことを思い出した。

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