メモ10: Blender - 人の足

前回に引き続き、人のモデリングをしていきます。今回は足です。前回の手とほとんど似た手順なので、割と簡単にできました。説明もほとんど省略します。

下書きを用意する

今回の足は、こちらのサイトからお借りしました。

この下書きを配置して完了です。

メッシュ作成

インポートした画像に沿ってメッシュを作成していきます。方法は手と同じなので詳しくは省略しますが、概要を書くと

1. 指はArray modifierを使って複数作成する

2. 作った指と指以外をBridge faceで接続する

3. 作ったモデルにSubdivision surfaceを適用する

と、簡単にできます。上の画像をもとに作ったのがこちらです。

画像1

このメッシュ、x軸側から見ると平面なので立体感をつけます。Knifeで点を追加したのがこちらです。

画像2

Rigging

ここからリギングに移ります。足の指は手の指ほど自由に動かないので、次のような動きになるようにします。

* 足の関節に関係なく、一つの指に一つしかBoneいれない

* 一方向にしか曲がらない

という感じで手と同じ要領でBoneを追加します。概要だけ説明すると次のような感じです。

* 指1つ1つにBoneを追加する。また、指をControlするためのBoneも追加する

* 指のBoneにTransformation bone constraintを追加する。ControlのZの移動に合わせてXのRotationが変更されるようにする

* ControlのBoneにはLimitation bone constraintを追加し、移動幅を上で設定した値だけに制限する

* Pose > Constraints > Copy constraintsで1つの指に設定したconstraintを他の指にもコピーする

画像3

右足のモデリング

Shift Dで左足をコピーして、Ctrl MでMirrorを適用して右足を作ります。

画像4

一つ困っているのは、Shift Dで複製してMirrorを適用すると、名前にLeftなどが入っていると勝手にRightに変えるようになっている記憶があったのですが、変わらなかったです。手のときもそうでした。

ひとまずこれで足は完成です。

まとめ

今回は手とほぼ同じ手順で作ったので、そこまで新しいことはありませんでした。1つ、複製したときに名前が自動で補完されるのはどの場合にされるのだろうかと思いました。


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