このNFTってなんで上がってるの？-Oh Ottie!-

こんにちは。しがないNFTコレクターのAI seitenと申します。
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タイトルにも書いた「このNFTってなんで上がってるの？」っていう経験、界隈にいる人であればだれもが感じたことがあると思います。そんなぽっと出、もしくは知ってる人は知ってるNFTについて浅く解説していきたいと思います。

Oh Ottie!

https://opensea.io/collection/oh-ottie

本日はこちらの「Oh Ottie!」について。
12/10 17:20現在、FPは0.22、TVは48。

概要

コレクション数 2000
mint価格
- イーサリアム - 0.08 ETH
- BNB チェーン - 0.35 BNB
- ポリゴン - 110 MATIC
公式Twitter https://twitter.com/alt_layer
OS https://opensea.io/collection/oh-ottie 

考察

価格を見てもらうとわかる通り、Oh Ottieはマルチチェーンでの販売でした。各通貨を「altlayer」というL2チェーンにブリッジで入れておき、ガスはWL保有者向けに運営より提供されました。
独自チェーンを採用した理由はガス戦争をさけるため。実際今回のミントは100秒という短時間で売り切れたのですが、純粋な先着順でユーザ側はmint時のガス代を払う必要なくmintすることができました。
トランザクション終了後、ETHチェーンに購入したNFTが送られ、mintできなかった人たちにはそれぞれのチェーンにトークンが返却されました。
ETHチェーンmint代・トークンの返却のmint代はプロトコルレベルで行われ、ユーザはトランザクション不要でした。

長々と書きましたが、ガス戦争を避けるためにいろいろな面白い取り組みをしていたようです。コレクションメインというよりはこの「altlayer」チェーンを使った「FlashLayer」＝mintのための使い捨てのレイヤーの宣伝のために行われたmintだったようです。

詳しく書かれた内容はこちら

NFT Minting Made Scalable (Part II)

NFTの価値については今後の「Flash Layer」に対する期待でしょうか。
ETHチェーンはNFTでは主に使われていて人気があるため選ばれることが多いです。しかしガス代が高い問題は長く付きまとっています。改善に向けて動いてはいるようですがまだまだ先の話。今回のような「FlashLayer」はETHでの取引という強みを生かしつつ、mint体験にはガスを必要としない、とても面白い取り組みだと思いました。

ガス代高いのは嫌いなのでこの方式が発展することを願いますw