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全国青年会の中核となる4つの委員会について2/2:次期事業計画策定に向けて8

前回は2つの委員会について書いてきました。

今日はあと2つの委員会について書いていきます。

法人経営・事業展開検討委員会(案)

来期のペルソナⅡである
「2040年問題にあるようなさまざまな社会課題や多様な実践論が語られるなかで、それぞれの法人経営や施設運営に、迷い、悩む、30代40代の若手経営者たち」
この方たちに向けた活動を行っていきます。


https://www.mhlw.go.jp/content/000826227.pdf

上記「高齢社会白書」や「日本の人口の推移」からも分かるとおり人口減少、なかでも生産年齢人口の減少による職員の確保、定員を確保できない保育施設など、我々が経営する施設等の維持がそもそも困難になるかもしれない状況となることは容易に想像できるはずです。私どもの法人がある秋田県など地方ではすでにその傾向は顕著になっています。

これまでと同じことを、この先もやり続けていいのか、そもそもやり続けられるのか、もしくは新たな道(事業展開)は模索していく必要があるのではないか、そんなことを想い、悩んでいる、会員の皆さんも多いのではないでしょうか。

ミッション:「これからの道すじを照らすこと」

2016年に匿名ブログにて「保育所落ちた、日本〇ね」ということが大きな話題となりました。
その後「待機児童ゼロ」(「介護離職ゼロ」も同時にありました)という掛け声のもとで、政策的にもこども園等の保育施設の整備が進められました。

しかし、それから10年も経たない現在、全国に待機児童が〇万人いる、保育施設が足りない、という状況からは一変しております。(もちろんまだまだ供給が足りないという地域もあるかと思いますが)
今の状況は隔世の感すらあります。

これくらい変化が激しい時代のなかで、今後の法人経営や事業展開、もっと端的にいえば、法人の生き残り戦略について、会員の皆さんと一緒に考え、この先の道すじを照らすような活動をしていきたいと考えています。

福祉施策研究・提言委員会(別称:青年福祉Lab)(案)

会員の皆さんはぜひ下記「大徳寺サミット1~5」をぜひご覧ください。

会員以外の皆さんも今ですと下記「全国青年会YouTubeチャンネル」でも一部ですけど見れます。(ぜひ全編見るためにも会員登録を!)

今期、制度政策マネジメント委員会では、「持続可能な社会(福祉)の実現に向けて、新たな尺度『コミュニタリアニズム』を軸とした、福祉ビジョンの明示と、それを具体化するための「社会福祉法人像」の模索」をテーマとした活動をしています。
こうしたテーマをさらに発展させていきたいと考えています。
※年度末には研究成果レポートがでてきますので、ぜひお読みになってください。

ミッション:「社会福祉法人の新たな事業領域の模索」

この委員会では別名「青年福祉Lab」と書いているように、会員ニーズやペルソナに直接的に応えていくというよりは、我々社会福祉法人の事業領域の拡張や、社会福祉法人であることの価値の追求、福祉に関する学術的な研究等と行っていきたいと考えております。
例えば、公民連携に新たな姿として、社会福祉法人が町づくり、地域づくりに関わっていく、また公共施設の管理運営を引き受けていく、そういったものに取り組んでいる事例などを紹介していくのも、面白いのではないかと思っています(このあたりはあくまでも次期委員会で決めていただければと思っておりますので、やるかどうかはわかりません)。

またこの委員会ですが、できるだけオープンに会員の皆様が自由に参加できるような形にしたいとも考えています。
会員の皆さんで、思考すること、議論することがお好きな方たちはぜひ参加されてみてください。

ここまで4つの委員会について書いてきました。
この委員会が次期全国青年会活動の中核となり、会員の皆様に有益かつ参加いただける様々なコンテンツを提供していきます。

次回は次期全国青年会事業のコンテンツの柱の一つであり、全国青年会固有の価値を具現化させる新たな会員限定のプラットフォームについて書いていきます。

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