小説家を味わう

今日は先日読んだ
「成瀬は天下を取りにいく」
がかなり良かったので、同じように小説チックに文を描いてみる事にする。そう。今日は、

小説家の気持ちを体験する一日にしてみる。

ことにした。

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「成瀬は天下を取りにいく」の最後に、成瀬の日常のルーティーンが描かれていた。

朝同じ時間に起き、
四キロランニングをし
洗濯、朝ごはん。
成瀬がどんな気持ちか理解するために、
速攻で真似してみることにした。

アラームを6時50分からセット。
朝が弱い為、もちろん一発目の目覚ましじゃまだ目が覚めるわけない。

二発目の爆弾。
7時にセットしたアラームで目を覚ます。
さあ。成瀬の真似をしてどんな気持ちか味わってみよう。
中古で買ったナイキのジャージ。(おそらくレディース。風通しは抜群)に着替え
速攻で部屋を出て靴を選んだ。
いつも営業時に履いているニューバランスにする事にした。
それ以外の靴はおしゃれだが、走りには向いていない。中敷は昨日洗濯している為、XLARGEコラボのコンバースの中敷を入れた。ふわふわしている。走り心地は良さそうだ。

準備運動の後、走り出した。

成瀬はランニング中に会う人には、
大きな声で挨拶を絶対するらしい。
半分半分で返してくれるか、無視。

走り出して0.5kmくらいのところで、黒いプードルを散歩してる叔母様2人に遭遇。

早速いい機会だと思い、挨拶をしてみる。
無視されるか返されるか楽しみにしていると、すんなり返事をくれた。嬉しい。
挨拶は見返りを求めるものじゃないが
いざ返されると嬉しい。

普段運動はしていないので2kmほど行ったところでかなりしんどくなってきた。
成瀬は女子高生で毎朝4k走り抜けるらしい。
空想の人物だろうが、女子高生にできて俺にできないはずはないと言い聞かせて4km走り切った。普段通らない道を探検し、坂ダッシュもしてみた。

補足だが、ナイキランのアプリを使って正確に4k測っている。
以前使っていたが消してしまったので、再ログインをしてもう一度メンバーになった。

4km走り終え、時間は7時40分。
小学2年生になったばかりの弟が、
丁度登校班に行こうとしていた。
久々なので一緒に班まで行く事にした。
ランドセルを背負い、重たそうな手提げを持っていた。
走ったせいか喉が渇いており、弟に水筒のお茶をくれるように頼んだ。
少し黙り込んで、どこにあるかわからないが、あそこの水道は飲めるのだよと言われて濁された。
小2ながらにやんわり断る術を身につけている。さすがだ。
追い打ちかけるのもみっともないのでそうなの。と話を終わらせた。
弟を見送り、洗濯物を廻し、風呂に入って朝ごはんを食べる。
いつも洗い物をすっぽかすので、今日は洗い物もする事にした。風呂の間に洗濯も終わっているので干そうとして、時計を見たら9時17分。。

ん。

今日は9時から仕事のミーティングだった。
すっかり忘れてもう17分。

終わったと思いながら、
急いで電話をして、すぐ参加。
相手は一言も怒ることもなく、怒るそぶりもなく今後の戦略をどうするかなど話して終わった。
気づいた事がある。怒られるより、
怒らない人の方が怖い。
もはや怒ってくれた方が良かったが、呆れられたのだろうか。詳細はわからないがかなり恐怖だった。
その後洗濯物を干し、とりあえず
「成瀬は天下をとる」の続巻
「成瀬は信じた道をいく」を読む事にする。

今日も成瀬が読める事がかなりモチベーションになる。

ナイススタートだからいい事が起こる気がする。