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オジュウチョウサンへの愛を叫ぶ

拝啓
行く年を惜しみながらも、新しい年に希望を馳せるこの頃、気ぜわしい時期でございますが、オジュウチョウサン様にはお変わりなくご健勝にて何よりと存じます。

……と、いろいろな書き出しを書いては消し、書いては消し、このnoteを書くのにまとまらない思いを抱え続けて、ついにこの日が来てしまったのです。

さて、ぼくがオジュウチョウサンのことをはっきり意識したのは、意外にも(?)最近で、2018年の平地再挑戦が話題に上がった頃でした。
それまでは、障害レースの新王者、最強の存在として知っているのみで、
「オジュウチョウサン? 強いよね。序盤、中盤、終盤、隙がないと思うよ。だけど……ぼくは買えないよ。え〜、あなうっ、穴馬たちが躍動するぼくの馬券を、皆さんに見せたいね。」
という感じだったのです(なので、あまり障害レースを買うこともありませんでした)。
しかし、そんな障害レースの王者が有馬記念を目指して平地にふたたび殴り込み、開成山特別を勝ち、さらに南武特別を勝ったときには、得も言われぬ高揚感を覚え、何度もレース映像をみたことを覚えています。
(南武特別では、あのジナンボーもくだしているのです!)

そして迎えた2018年の有馬記念。
ブラストワンピース池添が勝ったこのレース、オジュウチョウサンは9着でした。

キセキとオジュウチョウサンの推しよくばりセット

ひとつの夢が終わった……わけではなく、翌年の2019年、阪神スプリングJ、中山GJを勝つと、ふたたび平地に挑み続けます。
しかし、なかなか結果が出ず……
そして。
2021年の中山GJ。
ついに、『絶対王者』が障害GⅠで敗れるときがやってきます。

ぼくは、あのときの雰囲気を忘れることはないでしょう。
「もう引退させてあげて」「平地挑戦さえなければ」「かわいそう」
オジュウチョウサンの記事には、こんなコメントが並ぶ、あの雰囲気を。

でも、でも。
陣営は、いつだって1番オジュウチョウサンのことを分かっていることを、中山大障害で証明してくれました。

本当に行きたくて、ギリギリまでねばってねばって奇跡的に取れた中山大障害の指定席。
ぼくの前を華麗に先頭で駆けるオジュウチョウサンの姿に、大号泣。
完全復活の瞬間でした。

全力で泣いたのです

明けの2022年。
11歳となっても現役続行に少し驚きましたが、陣営、そしてオジュウチョウサンを信じる気持ちはもう揺らぎません。
前哨戦は前哨戦。
中山GJも、颯爽と目の前を駆け抜ける姿に、またしても涙しました。

みんな置いて行く

いよいよ明日は引退式ですね。
レースを見返しては涙ぐみ、記事を読んでは涙ぐみ……
ぼくはたいへん情緒不安定な日々を過ごしているのです。
最後のレース。
もちろん、無事に回ってきてほしい。
でも。
やっぱり、オジュウチョウサンには、みんなを引き連れる、先頭がよく似合うのです。
ぼくは、信じています。
がんばれ、オジュウチョウサン!


ついき

ありがとうオジュウチョウサン