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学生がオンラインで動き出した@京都府福知山

さぁ皆さんがおそらくご存知ではない、
京都府福知山での大学生の有志による動きのダイジェストをここに記していきたい。
学生が今自分たちに何ができるのか、
そして何が必要なのか、考え前を向いている。

もちろんこの企画は外に出るのではなく、
家でオンラインで繋ぐということが前提である。
時系列でまとめていきたい。

時は2020年4月9日

今回の有志で取り組んでいる学生の1人が、「新入生のために何かやりたい!」と声を上げているのを知った日。(遅くなってごめんなさい😭)

よし。「オンラインできることやっていこー!」ということで、賛同したメンバーが集まった。次の日に何ができるか話すこととなった。

2020年4月10日

Zoomで有志で集まった2、3回生と一緒に、
どんなことができるか考えた。
このような状況なので、オンラインでコンテンツを届ける前提で考えることとなった。

その結果、「先輩と新入生が対話できる機会を作ろう」と言うことだった。
新入生が友達もいなくて、1人暮らしの家で、
ずっと1人でいるのは、不安を抱えているのではないかという問いを立てた。

そこから、1日でTwitterを活用し、
各々で呼びかけを行った。
もちろん、呼び掛けた次の日にはやるので、
全てが突貫工事そのものであった。

2020年4月11日

みんなどうなるんだろうと思いながら始めた結果、なんと15名以上の新入生が集まった。
学科はみんなバラバラ。
そしてオンライン上の初めまして。
内容としては
◆先輩1名に対して新入生が3〜4名でグループを分け、大学生活に対する不安や1人暮らしの悩みなど対話する。(1時間)
◆後半は全体で聴きたいことなどを話し、最後はチェックアウトで感想共有(1時間)

とってもあっという間な時間だったが、
新入生たちの「誰かと喋った時」の安心した顔は、開催できてよかったという瞬間であろう。

そして続けるべきかここでやめるべきか、
どうするか考えた結果、授業がいつから開始されるか全て決まってからもう一度どうするか考えようという話になった。

そして、それから数日後授業開始が5/7と発表されたらしい。

2020年4月15日

今度のコンテンツの話し合い。
オンラインでどのように楽しめるか議論しながら進めていった。
ワクワク感を大切にしながら、アイディアの出し合い。
2日間にわけて2つの取り組みを実施することとなった。

2020年4月17日

今回は「オンラインランチ会」

ランチの時間に1人で食べず、先輩と食べながら話す時間を設けた。
このランチタイムでは、「地元」にまつわる色々を行った。
◆地元の方言紹介
◆地元の魅力紹介
◆地元のグーパーで分かれる時の掛け声

意外にとても盛り上がった。
「各地の当たり前」が「当たり前でない」と気づく瞬間であった。
大学では色々な地域から集まるからこその発見や気づきがこれからもある。

2020年4月18日

この日はターニングポイントとなる日。

オンラインのツールを使って、
レクリエーションを楽しもうという会である。
例えば、たけのこたけのこにょっきき、
借り物など色々なことがオンラインを使ってできた。
この日の一番の醍醐味は、

1年生から「自分たちで自分たちの学年と喋りたい」

と言ってくれたことである。
まさしくこれは1週間前に、上回生が想いを持って走り出したひとつの目標であった。
そして、その1回生の想いに、上回生がオンラインでできる内容をつめていった。

1回生を応援する2回生、3回生という構造ができた。

とっても嬉しい瞬間であった。
そこからは彼ら彼女らで走り出した。

また、他の大学でも学生同士でオンラインで何か挑戦している取り組みがある。
その知見共有がオンラインでなされる。
これも素晴らしい機会である。

もちろん今できることは制限されているかもしれないが、「今だからこそできること」に
トライする彼ら彼女らを、私は心底応援したい。

福知山での大学生活を充実した日々として過ごしてほしい。
そのためなら、応援したいし、充実した日々となるよう、一緒に走っていきたい。

何がともあれ、この1週間、伴走してきたけど、
もう彼ら彼女らで自走していくはずだ。
ちょっぴり寂しい気持ちもするけど、
それを上回る喜びが大きい。
とりあえず、「今できること」をやっていきたい。
この1週間での伴走日記であった。

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