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ティーブレイク ~チームスポーツ~

前回の続きを書こうと、書いては消し書いては消し…と苦闘してました。書くたびにポジティブ要素が減っていくようになってしまったので…今週はやめて1週あけて書くことに。

ということで、今回の記事は、頭を冷やしつつ、来週「ファン・サポーターの熱量」につなげていきたいと思います。
(アウェイで××して、余計に頭に来たら…ゴメン)

気が向いたのでまた書きます。

6月2日に飯田市でトレーニングマッチが行われました。南信地域のファンファポーター獲得のためにも、伊那飯田木曽地域でTMやイベントを開催することは(しかも定期的に)とても重要で、大勢の方にこのイベントに関わっていただけたのではないかと思っています。あいにく、山雅の成績がよくないことや(ファン獲得のために、やはり成績がある程度良いことは重要なのだ!)天候が良くなかったこともあり、動員としては、例年よりは人数的に少なかったというのが残念ではありますが。

そうだ、1つ不満が。
飯田市でトレーニングマッチするのって、ファンサポーター獲得の意図があったと思うんすが、飯田に来たのはTMに出た選手のみ。試合後のサイン会も中止。前日公式戦だったり、当日は雨が降ったりと、理由は色々つけられるんですが、結局「楽な方を選択しているんだよなぁ」と改めて今の松本山雅の残念さが明白になったように思いました。選手のコンディションとかあるんでしょうけど、J3の赤字クラブがそんなことでいいのかしらん?

ちなみに、パルセイロレディースの選手は、前日長野で公式戦に出た選手が10時くらいからアルウィンのサッカークリニックに参加して、子供たちと一緒に体を動かしてましたけどね。しかも自分で運転して。

閑話休題。

私も現地に行ってきました。TMの内容は「アレ」としまして(苦笑)、このイベントで感じた「チームスポーツ」について書きたいと思います。

トレーニングマッチの前に、ラグビー体験会が開催されました。
これは、総合型地域スポーツクラブNPO法人 「南信州クラブ」のご協力のもと、ラグビー元日本代表の五郎丸歩さんをスペシャルゲストコーチとして迎えてのイベントでした。

ラグビー体験会には、地元の小学生(未就学児もいたと思います)50名ほどが参加。4チームに分かれてラグビーボールを使った簡単なゲームに取り組みました。時間にして約1時間。

ラグビーに深く携わり、チームスポーツの重要さを日本代表選手として経験してきた五郎丸さんだからこその、静かで熱い指導に、私はずっと感動しっぱなし。まあオッサンならではの「目頭が熱くなる」「目の奥がジーンとする」病もありましたが(笑)。

・まずは挨拶。いい声だなぁ。
・子供たちの目を見て話す。チーム分けの際、子供たち1人1人の肩や頭に触れながらコンタクトコミュニケーション。
・集中力のない子供たちに「注目!」と声を変け、注目するまで待つ。
・簡単なゲームの合間に子供たちに考えさせ話し合い答えさせる時を作る。
・キャプテン(大抵は6年生)を決めて、キャプテンに全員に話を聞いてもらうようまとめさせる。
・各チームで「勝つためには何が必要か話あってごらん」と投げかけ、意見をまとめさせる。その際、年少の子供たちにも分かるように理解してもらう、おいてけぼりにしないよう、しっかり指示をする。キャプテンは何とか説明しようと努力するし、年少の子供たちもキャプテンの話をしっかり聞こうとする。
・チーム内で話あっても意見を出せない子もいる。キャプテンや意見が出せた子供たちにも、「発言しなかった、できなかった子の意見を聞いてあげて」と促す。発言できなかった子も何とか話そうとする。周囲の子たちも意見を広げてあげようとする。

そんなこんなで、4チームに分かれた子供たちの間に、徐々にチームワークができてくるから、あら不思議。しかも初対面なのに。

五郎丸さんは185cmくらいだと思うんですが、その素晴らしい体格もそうですし、静かで熱い指導をみていると、そりゃモテるよなあ、と不謹慎なことも思わずにはいられないくらいの雰囲気を漂わせてました。まあ現に、周囲の奥様方はスマホ片手にとろんとした目をしてたわけで。

日本で行われたラグビーワールドカップでテレビ解説者が、ラグビーには5つの精神(コアバリュー)があると言っていたのを思い出しました。
 「品位」「情熱」「結束」「規律」「尊重」
だったかな。

・One for all, All for one. (全員がヒーロー。オレがオレがではない)
・審判を尊重する(一緒に試合を作り上げる)
・ノーサイドの精神(相手を重んじる。試合後お互いをたたえる。応援席も敵味方に分かれていない)

プロ野球やJリーグでは当たり前に見かける、ヤジやブーイング、敵味方のいがみ合い、がラグビーにはほとんどないですからね。

時には味方同士でいがみ合ってる…松本山雅のサポーターとしても心当たりがあるのではないでしょうか。

そりゃ、チームスポーツとしてはサポーターがいがみあってるのって大きな損失ですよね。OneSou1なの?って。

考えてみると、自分が松本山雅に求めていてるのってラグビーの精神(武の精神)に近いものかもしれませんね。

じゃあラグビー応援しろよって言われそうですが、ラグビーも応援しますし、地元に根付く松本山雅FCを規律を重んじ、より情熱をもって結束させたい、と思う次第です。

それでは、また気が向いたら。
One Sou1

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