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松本山雅FC ユースアカデミー

気が向いたのでまた書きます。

普段生活していく中で、色々なものを購入する場合、収入源(もしくは資産や貯蓄)の範囲内で優先順位をつけて購入するか決断していると思います。原資がないの欲しいものを購入するには借金をしないといけないですし、借金がNGなら「ない袖は振れぬ」ということで購入自体を後回しか中止するのが大多数の考えだと思います。

松本山雅FCも限られた収入の中でやりくりをしていますが、曲がりなりにもサッカークラブですから、優先投資(ヒト・モノ・カネ)は、
 ・トップチーム
 ・育成組織
という感じで、他のクラブと同じなんだと思っています。

ファンサポーターはトップチーム及び成績に目が行きがちですが(特にここ数年、アレですからね…)、数年先を見据えた場合、やはり育成年代を底上げしてトップチームで活躍してもらう、そして世界へ羽ばたけるようサポートする、というのがクラブ運営としても理想(の1つ)なんだと思います。Jリーグも毎年”ホームグロウン”数を発表してますし、前技術委員長の反さん(遂に故郷の清水エスパルスの一員となりましたね…松本山雅サポーターの1人としてはやはり寂しい…)も育成の重要性を語っておられます。

本題はここから。

トップチームを中心に応援して下さっているファン・サポーターに
 「育成世代に目を向けて欲しい!」
と叫んでも、なかなか難しい気がするので、最初の入り口として育成世代公式戦の「物見遊山」を提案したいと思います。

話は飛びますが、松本山雅の育成カテゴリーの体制はこんな感じ。

2024年 ユースアカデミー体制

元に戻します。

前提として、トップチームを応援しているファン・サポーターの皆さんは、ホームゲームは最優先で参加する+場合によってはアウェイにも行くことがある、とします。それなら、その隙間時間に何とか育成世代に目を向けてもらうことができないものか…?

手っ取り早いのは、育成世代の公式戦に足を運んでもらう、です。近場なら行きやすい…はすですよね。

皆さんはトップチームの公式戦日程はカレンダーに記載していると思います。試しに、育成世代(U18A/B, U15A/B, U15上伊那A/B, レディース, レディースU15, U12, U11, U10)の公式戦(松本市・塩尻市が会場)も一緒にそのカレンダーに記載してみます。

例として、もう過ぎてしまいましたが4月の公式戦がどんな感じだったかをカレンダーで見てみます。ちょっと見えずらいですが…。

2024年4月 松本山雅FCカレンダー

ほら、週末どこかで育成世代の公式戦が開催されているんですよね。しかも松本市塩尻市会場なので行きやすい(県外サポーターの皆さん、すいません!)。シーズン中は週末どこかで松本山雅(育成含む)の公式戦が行われていると考えると、結構ワクワクしませんか?

なぜ4月を例にしたかと言いますと、実は私も4月に2試合だけですが、公式戦を観てきたわけでして。

 4/ 7 14:20 U15A @松本市サッカー場
 4/29 14:00 レディースU15 @サンプロアルウィン

たまたま2試合とも中学生年代の試合で、男女間でスピードや体力面では異なってきますが、止める蹴るの基本から組織的なサッカーをやっていく年代であることには変わりなく、また監督の意向なども反映されつつあり、それでありながら個性がある選手も多くいるので、色々見ごたえがある試合だったことは、この私が保証したいと思います。

レディースは仲間意識が高く、一生懸命な中にも楽しそうなプレーが目をひきますよね。一方の男子は反抗期の有無がモロにプレーに出る感じでそういった少し尖った部分もチーム・組織として魅力だったりします(笑)。それを指揮するのが、U15は柿本倫明監督、レディースU15は小林陽介監督っていうのも、トップチームを追いかけてきたファンサポーターにとっても、感慨深いものがあるわけで。

柿本倫明 U-15監督
小林陽介レディース監督

トップチームの公式戦を優先しつつ、不定期にはなりますが、今後も育成年代の公式戦をウォッチしていきたいと思います。

ということで、こんな説明で興味を持ってもらえるのかは分かりませんが、松本山雅も育成組織からトップチームに昇格している選手が何人も出てきています。今後もそうした選手が増えるので、育成時代からその活躍を見ておくのも、松本山雅FCを応援するファンサポーターとして、意味があって有意義なことなんじゃないかと思う次第です。

試しに観てみるという物見遊山的な、かる~いノリで、参加する試合を選んでいただければ!

・将来トップチームで活躍する選手をできるかも。
  ユース時代はこうだったとか自慢できる?
  ほかのクラブで活躍しても山雅にいたことを自慢できる?
・個性のある選手の成長を親の気持ちでみることができるかも。
  サイドの選手、ボランチの選手で全然違う!
  半年経つと技術も向上しているし、精神面の成長も垣間見える!

完全に親の気持ちですな(笑)

せっかくユースのことを書いたので、少し関連することも忘れずに書いておきます。

○RAZUSO
 育成組織を資金面で支えることができるのが、RAZUSOです。

 サンプロアルウィンのホームゲームにおいて、RAZUSOブースが設置されています。1ゲート付近に集合!

○松本山雅B.F.C.
育成組織ではないのですが、松本山雅B.F.C.についてもここで紹介したいと思います。

日本パラ代表に選出されている平林太一選手が松本山雅B.F.C.に所属しています。平林選手の日本代表での活躍は松本の誇りであり、松本山雅B.F.C.(というか日本)の顔と言っても良い存在です。この契機に、もっとブラインドサッカーへの理解を深め、トップチーム、育成カテゴリーと同じくらいの応援をして盛り上げたいですよね。もちろん、そういう顔となる選手がいなくても、熱く応援できるような支援ができればそれに越したことはないのですが、現実問題として今興味を持てているのは、平林太一選手という存在があるからなんだと思います。

最近、山雅のサイトでも松本山雅B.F.C.に関する情報が少なくなっている気がしています。クラブとしても担当者を立ててもう少し手厚くサポートしてもらいたいですね。当然山雅を応援する我々ファンサポーターも。

○スクール
まずは体を動かすことからはじめよう、そして楽しもう。
ユースアカデミーに進まなくても、運動のきっかけづくりが松本山雅スクールから出来たら良いのだと思います。そういう存在。

○最後に
ユース世代を活かすも殺すも、クラブ全体で育成世代をどのようにサポートしていくか、組織立った方針があって、それを実行できるかどうか、何だと思います。

ユースアカデミー全体の方向性/方針がトップチームの目指す姿とリンクしていること。岸野AD、下條TD、小澤社長とそれぞれカテゴリー責任者が個々の選手(親御さん)とのコミュニケーションが取れていること。

 責任者や監督・コーチは学校の先生と同じ存在。
 人間性の構築に大いに関わる存在。ほったらかしNG。選手の親御さんも一緒になって活動している。
 スタメン・ベンチ、上のカテゴリーに上がる/上がれないとか区別することなく、その選手に寄り添った良き相談先であって欲しい。

要は信頼関係、ですよね。

それでは、また気が向いたら。
One Sou1

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