舞台裏が見たい

映画でもなんでも、完成された作品がある。
だが、それが全てではない。作品は一部。
企画が始まってから完成するまでのストーリー含めて作品である。
映画だけではない。
名だたる大企業も舞台裏に回ると大企業とは言えないような現実がある。
さまざまな人間関係がある。
提供する商品ほど洗練されていないことが多い。
まさしく混沌。
その混沌から逃げて綺麗な完璧な作品が好きな人は多い。
理想だけを見ていたい。
そんな時代が自分にもあった。
私はドラッカーが好きだ。
だから、その概念がまるでメタルキングの剣のように最強だと思っていた。
人生そんなにシンプルじゃない。
そう思った。
舞台裏のレベルの低い、欲丸出しの人間関係に辟易した事もある。
でも、レベルが低いのは自分。
欲丸出しなのも自分。
人は鏡だと気づくと舞台裏の面白さに気づいた。
混沌こそ面白い。
混沌こそ人間らしさ。

綺麗に見える飲食店の夜はゴキブリとネズミの運動会状態だったりする。
上品に見えるOLさんとゴシップが大好きだったりする。

ホントに面白い!
そんな舞台裏が見たい。

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