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さようなら葉山町👋

乙です。藍郎です。
引っ越しや移住の事務手続き等で葉山に戻って来ました。
最後に兄夫婦や近隣の人に挨拶がしたかったからです。
しかし、兄は出張中で不在。兄嫁は三人の子供の世話やらで話す時間は取れず…🥲

近隣住民も突然に私が訪ねて来ても戸惑うだろうと考え直し訪問を見送り…。

来た道をトボトボと引き返します🚶

キタミチヲ アシヲヒキズリ ソラヲミル
ドンテンノクモ サキハアランヤ
                 篠田 藍郎

とちょっと詠んでみたり📕

葉山町はもちろん私にも明るい未来があると思います。世界に幸あれ。

さようなら葉山町👋
いままで、どうもありがとうございました😊

葉山の海岸

そのまま舞台制作時代の仲間が開いた下北沢にある喫茶店に訪問☕️
その名も「透明薔薇」
なんでも宮沢賢治の詩から拝借したとか…。

オーナーと私



オーナーのs氏は中々に演劇人として波瀾万丈な人生を送ってきたが一念発起して7月にOpen☕️
私が舞台制作していた時代にも彼には大変お世話になったので割と応援しています。

センスのいいお店なので下北沢に寄った際には是非寄ってあげよう!

さらには、その脚で東京乾電池のアトリエ公演を見物。

近年はみる芝居みる芝居あまりにも酷く

「なんて…なんて、つまらないのだろう…。何も知らない一般人から金や時間を合法的に奪い取る。本当に最低な連中、、。
俺は俺でこんなにも酷い馬鹿げたことを何年もやっていたのか…。」

と暗澹たる気持ちになる事ばかり。

しかし、この日は違いました!

なんせ本が別役実で演出はあの柄本明👑演者はやはり世話になった同期の仲間たち👨‍👩‍👦‍👦

大いに笑って大満足🤣
特別どこがというわけではないのだが全体的にシニカルで実に馬鹿っぽい。脚本の良さを見事な演出で表現出来ていて演者も魅力的でありました。
その魅力を言葉にするなら、、なんというか…

40歳前後の中年が馬鹿な事をやっているくだらなさ

と言った感じでしょう。

これは褒め言葉です。決して簡単な事ではなく様々な要素が奇跡的に反映されないと実現は難しい。
質の高い台本、それをよく理解した演出家と演者、演者の努力や工夫、稽古や本番ができる場所や経済、有能なスタッフ…、客席を埋める集客力、

などなど

それらをクリアした彼等には惜しみない拍手を贈りたい。
ありがとう、同期達😎
ありがとう乾電池🔋

最後に素敵な舞台が見れた😀

終演後にパチリ📸
同期の川崎(中央)と松沢(右)

気分良く劇場を出ようとすると凄い大雨☔️🌂💧
傘を持ってない私でしたので、どうしようか思案していると

そこに、柄本明氏が現れ1本の傘を差し出してくれました🥳

柄本明
「(傘を差し出しながら)
いゃ〜アンタさん達はまだ活動を続けてますかぁ?ブヒヒヒ…😂」

私「いゃ〜、実は私は足を洗ってしまいました。今後の演劇界は柄本さんにかかっています。同期の子達をよろしくお願い申し上げます。」

柄本明
「ありゃあー😩辞めちゃいましたか〜、、そうですかぁ…。寂しくなりますねぇ、、。まぁ続けるのは簡単ではないですからね〜、、。くききき…!!」


ってな会話をしました。

柄本さんは心なしか昔より優しくなったなぁ…。

と少し寂しさを感じたり🥲

世知辛い東京の片隅で生きるかつての仲間達。お世話になった方々。

元気でいて下さいね🙂

さようなら👋さようなら👋

ではまた。

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