『大根役者』は『持ち味役者』
大根役者にまつわる、結構有名な名言がある。
下手な役者が主役や目立つ役、身分の高い役を演じたり、上手な役者が脇役や目立たない役、身分の低い役を演じたりするのだから、たとえ自分が不遇な人生を送ったとしても、それはそういう配役にすぎないのだと思って、あまり悲観せず、ただ一生懸命生きて、自分の役を演じ切れば、それでよいのである。というものである。
ぶっちゃけよう。
私はそんな配役は嫌だ。実際の舞台というのは期間限定だ。
数ヶ月に渡って演じ続けても、24時間365日、そんな役を