ディベート振り返りvol.7 〜intrinsicでsimpleな思考を!〜


intrinsic
形容詞
(価値・性質など)本来備わっている、固有の、本質的な

その論題(政策)の根幹に関わる議論がintrinsicな議論、ということですね。

9月→日本はベーシック・インカム制度を導入するべきである、是か非か。
役割:否定側
10月→Resolved: That Japan should introduce the system of Universal Basic Income.(同じトピックの英語版)
役割:肯定側

自分の思考の悪いクセに気づけた。
自分の頭の中だけで情報を繋げて完結してしまう。そのためintrinsicではない議論を知らず知らずのうちに作ってしまう。

悩み多い人生を送ってきたのはそのクセのせいだろうなぁと。中高大学と「人生ってなんでこんなに重苦しいんだろう」って思いながら過ごしてた。

専門家の意見や分析結果で裏付けが取れるかどうかが、intrinsicかどうかを見分ける物差しになる。議論の各要点をそれぞれ支持している専門家がいるかどうか。

注意点は、世間でよく言われている(ググるとよく目にする、バズっている)論点がintrinsicとは限らないこと。

誰も言ってない変化球のような議論を回せるのがディベートの一つの醍醐味だけど、それを効果的に回せるのは上級者。


あとはsimpleであること。
simpleでない論理構成は、intrinsicでない、または不必要な要素が入り込む温床になる。


ディベートを通して自分の思考回路を作り直す営みをしているんだと思う。

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