できるだけお金をかけずに国家資格キャリアコンサルタントに合格する方法

2019年1月〜4月に指定養成講座に通い、2019年7月の試験で国家資格キャリアコンサルタントに一発合格しました。でも私は結局、養成講座の費用以外については4,000円しか使っていません。面接の前日が暇すぎて、面接対策講座でのどを温めにいったのがその4,000円です(※厳密にはもう数千数百円はかかってると思いますが、後述します。)。

そんな話を、先日養成講座の説明会で先輩ホルダーの体験談として話してきたのですが、好評だったので補足も付けながら改めてnoteにもまとめることにしました。

全部で4つあり、1〜2が学科試験対策の話。3〜4が面接対策の話です。論述はまたの機会に。

1. ひたすら過去問を解く

JCDAのキャリアコンサルタント試験のサイトには過去3回分の学科試験と論述試験の過去問と筆記の回答が公開されています(https://www.jcda-careerex.org/past.html)。大学受験とも同じで、過去問を解き続けると問題の出題され方の傾向が分かってきます。一度解いたものも、5回も6回もやりました。ちなみに私は何回も解いてるくせに満点を一度も取れないというダメっぷり。笑

過去問と一緒に「みんなで合格☆キャリアコンサルタント試験(https://www.career-consultant.info/)」、通称みん合の解説を見るとわかりやすいと思います。

とか尤もらしいことを言っていますが、私は本当にだらしがない人間なので、最初のころは時間がかかりすぎて一度に1回分50問まるまる全部解くことができず、途中で飽きて寝る、お菓子を食べる、スマホいじり出す...という体たらく。

でもそれならそれでと、毎日10問ずつ解いて解説を確認するというのを繰り返しました。慣れてきて、早く解けるようになったり、解説の理解が深まってきたら、徐々に一度に解く問題数を増やしていって、試験前の最後の1週間でようやく1日で全問解くということができるようになりました。

2. 本を選ぶ

キャリアコンサルタントの資格取得のためのあらゆる参考書が売っていますが、正直全部読みきれないし、お金もかけたくなかった私は結局1冊しか買いませんでした(それもポイント使って購入したので実質無料)。

それがこの本です。

読みやすいかと言われると、、、眠くなります。笑

でも資格取得後も参考になるという評判の本なので、資格取得後のことを考えても買っておいて損はないかなと思います。

もう一つ、私は購入していませんが、こちらも購入される方が多く、読みやすいとのこと。

これらの本がなぜおすすめかというと、過去問を解いていくとわかるのですがこれらの本からそのまま文章を引用してきた問題が頻出なのです。

私は過去問を解きながら、この本の関連するページを読んで関連情報を復讐していくというやり方で読むのを進めていました。ですので素直に頭から通して読んだことはありません。笑

3. 自主勉強会を開く

ここから実技対策の話です。養成講座を受けられる方は、クラスメートとの協力は必須!です。私は講座が終了した翌月から約2ヶ月間、毎週クラスメートと自主勉強会を開いていました。

自主勉強はこれまで養成講座でやってきたように、キャリアコンサルタント役(CC)、クライアント役(CL)、オブザーバー役の3人1組で15分間の実演から口頭試問までを含めて練習しました。

勉強会の会場も前半は私の勤め先の会社の会議室を使用させてもらい(なので会場費も交通費も0円)、後半はクラスのある方のマンションのコミュニティルームを利用させてもらい(利用料は前に飲み会で多く集めすぎた分で賄ったので厳密には払っているけど0円)。

よくある貸し会議室はそれなりの金額がするので、ベンチャー企業や人材系企業の会議室を活用できないか相談したり、マンションのコミュニティスペース、市や区などが持っている公民館や地区センターは比較的安く借りれたりするので、そういったところを活用してみるのもいいと思います。

ただ、闇雲に勉強会をやるだけではロープレは上達しないので、ちょっと頭を使って練習メニューを組むことも必要です。それはまた別の機会に。

4. 人脈をフル活用する

どの企業の養成講座を活用するかにもよるかもしれませんが、養成講座には講師の方とは別でアシスタントの方がつく場合もあると思います。回によってはさらに別のサポートメンバーが参加されることもあります。

自主勉強会には、ぜひクラスのメンバーだけでなくこういった方々にもオブザーバー役をお願いできるといいでしょう。私は結局できなかったのですが、社内の先輩ホルダーさんたちの協力を仰ぐのも一つです。

試験対策はもちろん、資格取得後も重要になるので人の縁はぜひ大切に。


そんなこんなで結局私は4,000円くらいしか使わずに試験に臨みました。かけたお金よりや時間よりも、そこに至るまでにどんな内容にできたが重要だと思うので、これから試験を受けられる方、養成講座を受けらる方は頑張ってください。

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