視野が狭いということ。

コロナ禍になって約1年。
今生きている人々には初めての事態。
最初は未知のウイルスで、致死率もよく分からずただただ怖いということで、外出自粛のムードが高かった。
これは命あっての仕事や娯楽なので、まあ本能としては当然のことだと思う。
それから、1年が経過し、
致死率は高くないということが徐々に分かってきた。無症状者や風邪程度の人も大多数ということも。
そもそも、感染率には、無症状者もカウントしたりしているし、
以前の従来の風邪やインフルエンザはこんなにカウントしていない。
ここまで接触者や軽い風邪までカウントしていたらもっと感染者は多かったかもしれないし、こじらせて亡くなる人は多かったかもしれない。測り方が違うので比較出来ないため事実はわからない。
それでも新型コロナウイルスは、致死率の高いエボラ熱などと同じ指定感染症になっているので、医療側も隔離などの対策を取らざるをえなく、そのため医療ひっ迫が起きているのではと考えられる。
もちろん医療従事者や保健所などは、
勤務時間も増え、給料は上がらない(逆に減ったりしている)など、とても厳しい勤務体制になっていると思う。
病院では看護師が一斉退職しているというニュースもあるし、
家族に持病を持つ方や、高齢者がいる方はコロナに罹患したら重症化するかもと不安もあると思う。

だからといえ、営業自粛をしない飲食店や、観光業が感染防止に協力していない。医療従事者の敵だ。などと批判してはいけないと思うし、
飲食業や観光業、その他の経済活動を止めたくない派の人々も、医療従事者や高齢者の視点も考えることが大切で。
コロナ以外にも、色々意見が対立することがあると思いますが、この意見は私の視点からの話であって、「場所や状況、立場が変われば意見も違うのかもしれない。」という視野の広さを持ち続けることが大切だな。と感じています。(^^)

aroma

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