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デモの取り扱いメモ(CTO日記)

作成したデモの内容を整理しました。

http://payment-gateway-japan.airbuyinc.com/ 

このデモサイトの説明が大部分ですが、以下のように次世代の決済選択用のQRコードも作ってみました。実際にQRコードをスキャンする事が可能です。アクセスすると支払い用の決済ボタンを表示されて、クリックすると実際に決済するためのQRコードが発行されます。ただし、30分アクセスが無いと休止してしまう仕様なので初回立ち上げに30秒程度かかる可能性があります。

図5

統一QR「JPQR」はレジのQRコードを統一するためのものですが、このQRコードは、統一QRを拡張してオンライン上でスマホユーザが選択可能な決済方法をリアルタイムに提供し、そのまま決済する事が可能です。このQRコードはオンライン上でリアルタイムに生成する事が可能なので、各テーブルや各人に生成することで統一QRで生じる会計のためのステップを限りなく少なくすることが期待できます。


日本向けプロダクトリリースにあたってのコメント

・弊社インドでのプロダクトリリースで得られた知見から、日本でも何か貢献できないかと思い、ロケーションフリー、コンタクトレス、キャッシュレスな決済機能をもった従来のECとは異なるメニューサイトを運用管理できる日本向けプラットフォームを開発しました

・デジタルトランスフォーメーションを意識し、弊社のデータサイエンティストやCTOなどの技術者が中心となって、開発スピードの高速化、運用の自動化、業務フローのデジタル化などの恩恵を受けた次世代のショッピング体験をご提供するプラットフォームです

・日本向けプラットフォームは低コストで導入可能で、スマホアプリに依存しないメニューサイト上から個人情報を取り扱わなくても決済可能です(数名から千人以上集まる場所でも導入可能です)

・仮に日本で同じものを業者に発注するとなると、2千万から1億円程度の予算感です

・日本含めて事例が無いので、ゼロからシステム・アーキテクチャをデザインする人や技術系全般を熟知している人の知見を結集することで実現したプラットフォームです

導入についてのご案内

・デモサイトと同等レベルであればすぐに開始できます

・その場合の初期費用の大部分は開始に向けた作業料になります

・Line payやPayPayなどへの決済手数料がかかるので、決済手数料については負担していただく想定です(もしくは価格に手数料相当分を上乗せする)

・ランニングコストは運用保守がメインとなります

・コンテンツを弊社側で更新する場合、更新量に応じて費用が別途かかる想定です

・デモサイトをLineのミニアプリとしてリリースする場合、別途見積もりが発生します

・私の個人事業者としてLinepayとPayPayの商用利用許可が得られたので、手続き無しで当日サービスインすることも可能になりました。

当日デモしたい、翌日イベントに参加したいという要望にも本番環境に近い形で実施できるようになりました。

日本向けプロダクトの特徴(サマリー)

・クレジットカードのようなユーザ認証の必要のない、キャッシュレス決済やコンタクトレス決済の導入

・既存のPOSに依存しないロケーションフリーで、グローバル対応可能な決済の導入

・コンテンツを作成し、オンラインで決済や決済情報を集約するための自動化の仕組みと、多種多様なスマホユーザがアクセス可能なミニアプリの導入

日本向けプロダクトの特徴①

・LinepayやPaypayといったQRコード決済可能な仕組みを利用することで、個人情報取り扱いのいらない、現金払いと同等の支払いをオンラインで実現
ダイナミックQRコード決済をオンラインで提供するため、従来POS側でユーザのQRコードをスキャンする手間や、ユーザ側がPOSに並ぶという手間が省ける

・決済用のQRコードをテーブルや座席単位で発行でき、事前会計やテーブル会計可能

・決済用のQRコードの有効時間を設定し、不特定多数含めてQRコードの使い回しを防止

・NFCやFeliCaに必要なデバイスが不要、クレジットカードの支払いのような本人確認が不要な決済

・支払いはユーザ側のスマホ上で即時支払可能で、レジ側の入力作業などを省略

・クラウドPOSなどに売上情報や商品リストを管理することもサポート

日本向けプロダクトの特徴②

・従来のECサイトにあるようなコンテンツマネジメントを外部に切り離すことでメニューサイト側の負荷を軽減

・コンテンツマネジメントを統合管理することで、他店舗と共有できる

・コンテンツをリアルタイムで読み込んでメニューサイトに反映できる

・メニューサイト上のUI/UXに注力でき、メニューサイトだけ更新することも容易、テスト環境も簡単に設置

・データベースやサーバースペックへの依存を軽減するシステム・アーキテクチャを日本向けに設計したので、導入ハードルは低く設定

・ECサイトは取り扱いコンテンツ量やアクセス数の増加を同時に考慮する必要があるが、各パーツを最適化するので、運営費用を節約

日本向けプロダクトの特徴③

・メニューサイトはスマホアプリに依存しないWebアプリとして動作可能で、Lineのミニアプリなど軽量のサイトに転用可能

・メニューサイト自身はコンテンツを保持せず、コンテンツマネジメントとダイレクトにつながっているので、イベントなど短期的にサイトを立ち上げることも可能

・スマホユーザが持っている決済アプリに依存するので、ユーザ側が個人情報を提供しなくても決済まで可能

・スマホで決済した情報は店舗側とリアルタイムに共有可能で、情報にテーブルナンバーや座席ナンバーを取得する事もできるため、オンラインオーダや引き渡し業務が可能

日本向けプロダクトの特徴④

決済系とコンテンツ系の運用管理を完全に切り分けたので、例えば、日本のインバウンド向けに海外のキャッシュレス決済を導入したり、国内の決済機能で海外で買い物できるようにグローバル展開を視野
日本国内その他のQRコード決済についても技術的には導入可能
クレジットカード決済を導入することは可能ですが、例えば、Google payやApple payと連携することを計画

日本向けプロダクトの特徴⑤

POSを個人向けに提供するイメージなので、例えば、テーブルやシート単位でディスカウントなどのキャンペーンをリアルタイムに実行したり、料理人やウェイトレスなどへオンラインでチップを直接払う仕組みを提供できると考えています

日本向けプロダクトの特徴⑥

2021年3月10日現在までにLinepayとPayPayの個人事業者として商用許可がおりました。エアバイは現在のところ日本で未登記のため個人事業主として取得しました。商用許可が降りたので、いつでもサービス開始できるようになっています。

Airbuyが提供できる3大価値

・ロケーションフリーなショッピング体験を導入
日本人、外国人向け(国内線、国際線)
店舗POSに依存しない、オーダー受付、引き渡しプロセス

・コンタクトレスなショッピング体験導入
既存POSに依存しない新しいショッピング
個人向けキャッシュレス決済(LinepayやPaypayのダイナミックQRコード決済を想定)
海外向けのキャッシュレス決済も導入可能(AlipayやWeChatpayなど)

・デジタルトランスフォーメーション体験を導入
新たなビジネス革新をデータドリブンで監修
スマホアプリを開発しても誰もインストールしてくれない世の中の状況に対して、弊社は有名なスマホアプリ上で提供可能なマイクロアプリを高速にリリースする事ができます。

Airbuyが提供できる日本向けプロダクト

インドでのプロダクトリリースを受けて日本国内市場に向けたプロダクトを試作
PWAベースの日本向けのミニアプリのご提供
国内外のダイナミックQRコード決済などを集約しオンラインメニューと連携
店舗レジでのストアスキャンやユーザスキャンの手動部分を完全デジタル化
データベースに依存しないコンテンツマネジメントの仕組み
店舗単位でミニアプリを運用するためのメニュー管理の仕組みを空港やショッピングモール単位でご提供
交通機関やフードデリバリーや既存のフランチャイズの店舗向けにも提供を模索・検討

日本で提供可能なプロダクトのデモサイト

http://payment-gateway-japan.airbuyinc.com/ 

アクセスが30分ない場合休止する仕様になっているので、初期起動に30秒〜60秒掛かる可能性があります。

デモの費用を抑えるためにHTTPS未対応ですが、ユーザ登録並びにクレジットカード情報などを通信していないので使用上は問題ありませんが、製品版ではHTTPS対応します。

データベースを使わず、内部でプログラムを実行していないので、デモサイト自身のインフラ代金(クラウド代金)はほぼゼロですが、大規模アクセスなどに対応は可能です。
Kintoneに登録したデータに基づいてページをリアルタイムに生成しています。

サイト上でLinepayで実際の個人アカウントから支払い可能です。支払うとトップページに遷移しますが、Linepayのアプリ上の決済詳細情報から該当の取引番号と注文番号と同じものが 決済情報の位置へジャンプをクリックして見れる決済一覧で確認できます。

LinePay Voidをクリックすると決済を取り消す事が可能で返金されます。また、LinePay Captureをクリックすると決済が確定してしてしまいますが、LinePay Refundをクリックすると返金処理が実行されます。

PayPayは個人アカウントではテスト出来ません。テストを希望する場合には別途テスト用のアカウントとパスワードを共有致します。

日本向けにご提供可能なプロダクトイメージ

Kintoneと連携してメニューサイトを構築運営することが可能なので、サイト管理とコンテンツ管理を独立することが可能です
さらにLineやPayayといったユーザがよく利用するスマホアプリ上に登録するお手伝いも可能です。以下はデモサイト内のキャッシュレス・コンタクトレスで決済可能なLine payとPay PayのQRコード決済イメージです図1

図2

各アプリケーションにミニアプリ相当の登録審査はスマホアプリ提供元毎に異なっていますが、弊社側で登録可能な共通アプリケーションを提供するため、御社が独自にミニアプリをアプリ毎に開発する手間とコストを削減可能です

日本向けにご提供可能なプロダクトイメージ

空港やショッピングモールといった複数店舗向けのポータルとしてKintoneを使う事を想定しています

図3

画像4

日本向けにご提供可能なプロダクトイメージ

ダイナミックスQRコードを二段階で発行することで、コンタクトレス、ロケーションフリーなキャッシュレス決済を実現します。

図5

図6

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