「やりたくないことをやれば成長できる」なんて大ウソ!! 1分間書評『頭のゴミを捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』
ここでは、特に興味深いと思った部分を自分なりにまとめて記します。
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人は、やりたくないと思いながら何かをすると、「やりたくない」という意識を実現するように動く。つまり、無意識のうちにサボりがちになってしまうのだ。
また、「やりたくないことをやって成長できる」なんて大ウソ。「責任の所在が不明確」といわれる理由の一つは、「我慢してやる代わりに責任は取らない」という考えが〝常識〟になっている。
部下や後輩に対して「自分も受けた厳しい下積み」を強制していないだろうか?
それは、自分の我慢だらけの人生のモノサシを、他人に強制しているということ。
そうすると部下や後輩も、
「やりたくないけど、仕方がないからやる」がいつのまにか無意識レベルでスタンダードに。
自分は何がやりたくて、何がやりたくないかが分からなくなっている人が多いのはそのためなのだと苫米地教授は言う。
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では、「仕方がないからやる病」から脱却するためにはどうするか。
①まず、いちばんやりたくないことをやめてみる
→「行きたくない」と思いながら会社に行き、「やりたくない」と思いながら仕事をしているなら、会社の何があなたの我慢のもとなのだろうか。その「やりたくないこと」を特定する。すると、「やりたくないことだらけだ!」と思い込んでいたのが、実は我慢のもとが1個から数個の原因に集約されることがほとんど。それだけで頭のモヤモヤは少し減っていく
②「やめたらどうなるか」「やめるにはどうするか」を考える
→意外にも本当は大丈夫なパターンが多い。あなたの代わりなんていくらでもいるのだ。わざわざあなたがそれをしなければいけない理由は何だろうか?
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「色々考えすぎてしまう…」「最近、ストレスが溜まっている」といった方は是非読んでみてください。