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【書籍紹介】やる気が出にくい私が出会った革命的な一冊

こちらの記事は女性向けキャリアスクールSHElikesのライティング課題の一つとして執筆したものです。


はじめに


「やる気スイッチ君のはどこにあるんだろう〜、教えてあげるよ君のやる気スイッチ」というスクールIEのCMを聞かれたSHEメイトさんはどのくらいいらっしゃるのでしょうか。30代の私が学生時代によく聞いていた学習塾のCMソングです。
「SHEメイト」と一括りにしても、お仕事をされている方、主婦の方、はたまた学生さんという方もいらっしゃると思います。毎日されていることは違えど、やる気を無くしてしまうことありませんか。
私は会社員でSHEメイト。平日は体力の限界で受講が全然進まないなんてこともよくあります。そういうときに先ほどの歌が頭を流れてきます。

私が出会った、モチベーションコーチの本

最近、大人でもやる気スイッチを押せるんだ!と様々なコツを教えてくれる本を読みました。読んでいくうちに、これは経歴や経験、職種問わず様々な場面で使えるものがたくさんあるのではないかと思い、「面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本」(著:内藤誼人)を紹介します。

この本の中では、日常生活でのやる気の出し方、仕事が苦にならない、どうしてもやる気が出ない時にできることなどシーンごとに別れており、その中に10個ほどコツが書いてあります。

その中でも私が心に刺さったポイントを2つほど紹介させてください。まずは2つ紹介しますが、みなさんがこの本をとって読んでくださり、ご自身のやる気スイッチを見つけるヒントになれば嬉しいです。

【仕事は2割の業務に全力を出す】
この本の中で記載のある「パレートの法則」はイタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが提唱している仕事の成果の大部分は2割の仕事が生み出している」というものです。

すべての仕事を全力でこなそうとすると、モチベーションを維持し続けなければならず、かなり大変ではないかと思います。維持できなかった時の挫折感や、どこかしらで怠ける自分が出てきたりもします。

そこでパレートの法則を実行に移せばいいのです。
お仕事では、無意識にこれが働くかもしれませんね。外せない大口取引の商談や社内プレゼンテーションなどに全力を注ぐのです。私も最近異動があり新しいお仕事を任されることになり、力を入れる場所を見極められるようになってきました。

その後この考え方を日常生活のめんどくさいことに応用できたらいいなと思い一つ実行に移してみました。
それが家事の自動化です。もっというと、「食洗機の導入」をしました。ご飯を終えてから出てくる食器洗い、それはもう面倒ですよね。お料理頑張ったのに、その後片付けなんて…と思うこともしばしば。

全力を注ぐのはお料理を作るところまで。そこから先は食洗機にお任せをして、SHEの受講時間に充てるための時間的余裕とモチベーションが湧いてきます。

日常生活・お仕事・学習でも一番大事なところはどこなのかを考えて、力を抜ける8割を徹底的に探してみましょう。
心に余裕ができて、やる気が起きるスペースもきっとできるのではないでしょうか。

【小さな目標を立てる】
目標を立てるって難しいですよね。お正月の新年の抱負や、春に訪れる目標の嵐。そして外せないSHEのコーチングワークシート。

SHEメイトさんの中には、目標を高くしすぎて挫折しちゃった…なんてことはありませんか?
私はまさにそのパターンに陥り、結局何も達成できていないことの方が多い。なんてことがありました。

何が原因で目標を達成できなかったのか、深掘りをしてみると、やりたいことに対して現状のすり合わせができていないことがわかりました。
「半年以内に簿記3級に合格!」と目標を立てたある年、簿記の知識はゼロそして、数字が苦手なところからのスタートにも関わらず、そのゴールを6か月と設定。

学習計画を立てるまではよかったのですが、自分の苦手なものに対してやる気が出ないことを考慮していませんでした。案の定学習計画は後ろ倒しになり、結局この目標はいつまでも達成されることはありませんでした。

この時、どうしていたらもっと学習を進められていたのだろう。そう考えた時に学習計画が無謀だったことに気が付きます。
そこで最近SHEの受講で簿記の二の舞にならないようにしているのが、「目標の細分化」です。
最終的には目標を達成することがゴールなのですが、その前に小さなゴールをたくさん作ってあげることです。

簿記を例に取るならば、「簿記3級の資格を取るため」に最初の一歩として「テキストを開く」「第1章の半分まで読む」など、自分がここまでできたらO Kというラインを引きます。
そうすることで、「今日はテキストを開いた」「1章の半分読めた」と肯定感につながります。

有名な表現でもある「コップに半分しか水がない」を「コップに半分も水が入っている」に思考を変えるのです。
自分に小さな成功体験を与えることで、そこから次に繋げられるやる気が出てくる。というわけです。

おわりに


先述したコツはあくまでも私がこの本を読んでいて、これは使える!と思った2つのコツです。もちろん他にもたくさんのアイディアが詰まった本です。
この本で紹介されているポイントがみなさんにピッタリ合う「やる気スイッチ」になりますように。


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