17番の君へ

君はなんでそんなに可愛いんですか？！天使ですか？？

君はとにかく可愛い。見た目とか言動とか、全てが可愛い。
もし仮に「可愛くてごめん」歌って踊ったら全人類が尊死するんじゃないかってくらい可愛い。

君は誰にでも優しくて、運動も勉強もできて、私は誰にでも優しいわけじゃないし運動は全くできない。

社会の授業で君と同じ班でとあるゲームをしたとき、君はテキパキ動いていて、私はそれができなくて。

私は君みたいにはきっとなれない。
叶わないって分かってるから、君と私の距離はいつまでも縮まらない。

でもそれでいいんだ。
だってそれが私で、それが君だから。
どこか諦めのような、でも少しだけ見えてる希望。
それが君になくて私にあるもの。
それが私が私である証明。
私はこれからも私を生き続ける。
自分が何者かも分からなくたって、答えを探しながら私を貫く。
だから君はこれからも君を貫いてください。
君はきっとどんな道を選んでも君色に眩しく輝いているから。