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私と私

友達ってなんだろうなと思いながら、ふわふわ揺れる桜色のケープを眺めている。


彼女は可愛い。でも私の意思がなければ動かない。彼女と自分はそれぞれの体を持っているだけで中身は同じだ。


すれ違う星の子達が、チャットを送り合う吹き出しを頭の上に弾ませながら空へ羽ばたいていく。あの子達にはそれぞれ別の魂が宿っているんだと分かると微笑ましい。

ゲームをする上で他人の存在があるかを重要視してるプレイヤーも多いだろう。実際「仲良かった人が辞めたから」という理由でゲームから離れてしまうお空の友達を、この3年間何人も見てきた。


彼女はいなくならないから信じられる。

シナモンとコラボするとは思わなかったな

友達と遊ぶのは楽しいということを私は理解しているので、友達と言えるような存在を創り出している。それがサブ垢だ。

今までやってきたゲームのほとんどにサブ垢を作った。端末が2台あるだけで幸福度がこんなにも違うとは…もっと早く知りたかった。
ひとり遊びの延長線だけど、他人だと思って接すれば他人のように振る舞える。


4月30日から5月8日まであんスタのイベントを初めてサブ垢で完凸まで走った。
メインは今年で3年、サブは今年で1年経った。
あんスタではプレイヤー同士で遊ぶ機能はあるものの、音ゲーで両手が塞がり同時に遊ぶことが難しいのでサブ垢はいらないと思っていた。

しかし今思えばサブがあって良かったと本当に色んな意味で思う。愛しいサブ……

赤い髪の夏目くんがサブ垢で一途にカードを集めている男の子。
かっこよくて優しくて、小悪魔な君が好き。

夏目くんがサブ垢
北斗くんはメイン垢
下が15万とかなので結構ポイラン高めの方🎶
クロワッサンがメイン垢
みたらし団子がサブ垢
最推し七種と夏目くんが
ペアで星5になった時の♡

ひとりじゃないって楽しい。正確に言えばひとりだけれど(笑)

困った時、友達に助けて貰えたら嬉しいけど自分で解決出来ることは自分で解決したい。
友達という存在も解決出来そうな今、友達の概念が私の中で変わっているところだ。


「友達と遊ばないの?」と帰り道にクラスメイトの女の子に聞かれた。その時の私は「遊んでないね〜」と答えていた。
約束をつけて会ったら友達なのかと思ったけど、ここ一年全くしていない気がする。

誰かと会ったり仲良くしてる旨を恋人に話してトラブルになったことが過去何度もあったので、一緒に住んでからは控えている。

実際に会わなければいいのでは?の思考でMMORPGで多くのプレイヤーと毎晩遊んでた時が、一緒に住んでからした喧嘩の中で最も酷かった。おかげで他のプレイヤーと気軽にゲームで遊ぶことすら出来なくなった。

友達のいない彼に友達の尊さをいくら説明しても分かって貰えないので、なるべく話題に出さず心の中に閉まっておくようにしている。


友達は常にいて欲しいけど、それが原因で恋人と喧嘩する方が面倒なので、段々私も友達がいらない思考になってきた。
そういう私の欲求を叶えてくれるサブ垢。私の存在、ありがたすぎる。

一緒に冒険してくれたサブ。
一緒に空を飛んでくれるサブ。
一緒に推し活してくれるサブ。

楽しいことを分け合うように独り占めして、これからも緩くサブ垢と付き合っていきたいな。

合奏好きだったけどフレと出来ないからサブと
星の王子さまの季節エリア
マシュマロ焼き
お姫様抱っこ解放してから毎日のようにこれ
AURORAの羽をサブに買ってあげた時の
この場所大好き





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あの時チケットが送られてきて凄く嬉しかったのは覚えている。
私が何気なく言った「いつか一緒に行こうね」という言葉をちゃんと聞き取って行動に移してくれたことが嬉しかった。
ありがとうね。友達ってよく分からないけど、君のnoteは楽しみにしているよ。



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