キングコング西野さんから学んだ、3手先を読む『牛丼戦略』

先日、久しぶりにTVを見ていたところ、キングコング西野さんがどのようなことをして年商8億を稼いでいるのか?といった内容を話していたんですよ。(適当にTVをつけたら放送してたので、番組名は忘れました)

番組の流れは、西野さんが講師になり、今、TV出演だけでギャラを貰ってる芸人さんたちに向けて「今のままじゃヤバイよ」という話から展開してたんですが、ここで話していた内容が

「え!?もう地上波でそんな話するまでの時代になったの!?」

という内容を話してたんですよ。
その内容が、フロントエンドとバックエンドの話だったんです。

キングコング西野さんが年商8億に至るまでの牛丼戦略

キングコング西野さんといえば、オンラインサロンが有名ですよね。
私も幽霊部員として入ってるんですが、確か月額980円だったか、かなり破格の安さなオンラインサロンなので、「私も入ってるよー」という人も多いはず。

このオンラインサロンでの収益は、オンラインサロンメンバーに還元されているので、このサロンで新たなビジネス展開をして、メインコンテンツの本なり、映画なりの集客&宣伝効果が成り立ち、結果的に、収益が増えるているということは、もはや誰もが知っている事実です。

このビジネスモデルを番組では吉野家を例に分かりやすく解説してたんですよ。

吉野家って、牛丼がメインコンテンツじゃないですか?
牛丼屋さんですもんね。そりゃ牛丼がなければ話になりません。

でも、実は牛丼って原価ギリギリだったりするそうです。
収益をあげているのはサブ食材の卵や味噌汁、サラダなどで収益を上げてるんですって。

■牛丼=フロントエンド
■卵、味噌汁、サラダ=バックエンド

これを聞いて、牛丼屋で普通に牛丼だけ注文する私は最悪な客だったんだなと初めて知ったんですが(汗)

世の中にも普通にフロントエンドとバックエンドの仕組みがあって、それを地上波で解説する時代になったんだな〜なんて、ビックリしました。

ちょっと前なんて、フロントエンド、バックエンドなんて一般人に話そうものなら、胡散臭い奴みたいな感じで見られがちでしたから、ネットビジネスが浸透し始めて来てるんだなーなんて感じました。

でね、フロントエンドやバックエンドの話がわかったとしても、今更、私たちが、西野さんと同じビジネスモデルを構築しようとしたところで、先行者たちがたくさんいますから、

オンラインサロンでうんちゃら〜みたいなことをしても、知名度が無いと集客は厳しいですし、よほど魅力がある内容出ない限り、これだけで収益をあげるのは厳しいわけです。

今や芸能人もバックエンドを持ち始めた時代

西野さんがTVで話してたんですが、例えば、Youtuber。

今は芸能人もYoutubeで自分のチャンネルを持ち始め、TVでのギャラよりも、Youtube収益の方が高くなってきているんだとか。

でもTVに出演するのは、TVのギャラが少なくても、Youtubeの集客(宣伝効果)に繋がるから、出演している時代になっているんですって。

つまり、TVはフロントエンド、Youtubeがバックエンド(こっちでメインの売上を立てたい)になっているんですよね。

じゃぁ、TVだけでギャラを稼いでる芸人さんたちも「これからYoutubeを始めれば良いじゃないか!」という思考に至るところなんですが、西野さん曰く、「今から始めても遅い」と。

その理由は、

・視聴者の時間は限られている(1日24時間)
・すでに人気Youtuberたちを観る時間になっている
・新参者が視聴者の時間を奪いにいくのは難しい
(有名人ならファンがいるからいけるかもだけど)

という話をしてたんですね。

「確かに、そりゃそうだ」と一般人なら尚更思うわけです。

じゃぁ、次に何をするのか?

目から耳へ。視点の切り替え

Youtubeが無理ゲーとなったら、何をすれば良いのか・・・
その次のお話で衝撃だったのが視点の変え方でした。

■Youtube → 一般人の『見る時間』を奪っている

「一般人の限られている時間の中での『目の時間』を奪っているなら、残っているのは『耳の時間』だ」

と、西野さんがお話してたんですよ。

正直、私はYoutubeを「目の時間を奪っている」という視点で見たことはなかったんです。

でも、確かに言われてみれば、『目の時間』をYoutubeに奪われているから、TV業界からYoutubeへと人工が移動しちゃって、TV業界が危うくなってるんですよね。

でも『耳』なら移動してる最中や、流しっぱなしにしておけば『目の時間』を奪わずとも、『聴く時間』を奪うことができるので市場が被らないんですよね。

これを聞いたときは衝撃でした。
だから最近、やたら耳市場の音声コンテンツが盛り上がり始めてるのか!と。

でね、このnoteで話したいのは「今から耳コンテンツを作ろうぜ!」みたいな話じゃなくて。

私が言いたいのは、結局のところフロントエンドと、バックエンドを作るにあたって視点の切り替えが大事だなって話なんです。

視点を切り替えながら3手先を読む力が問われる時代へ

TVで西野さんの話を聞いて

■バックエンドを作る
■視点を切り替える
■今の時代のニーズを読む

ということを改めて考えないといけないなと思ったんですが、

「じゃぁ、私が今やってる仕事で何に置き換えられるんだろう?」
と改めて、自分がやってるビジネス以外の市場も見直してみたんですよ。

今の仕事で必死になっているときって、視野が狭くなっているから、そこでしか稼げないって思いがちじゃないですか?

しかも、「バックエンドを構築しよう!」みたいな話になると、だいたい「同じジャンルやら同じ市場でうまくいってる会社のビジネスモデルをマネしてみる」みたいな、なんというか視点が切り替わってない感があったので、もはや広がりが見えないなと。

で、今から私が展開しはじめようとしてる「単品リピート通販」も、後少しで定期縛り終焉時代に突入しはじめているので、手詰まった感が凄いあったんですが、視点を切り替えて、別の市場のビジネスモデルをいろいろ調べてみると、結構、道が開けてきたんですよね。

私が若いころにビリヤード店員をしていたときも、先輩方に「3手先を考えて球を打て!」と鬼ほど練習させられましたし、去年、将棋を教えてもらったときも、「3手先を読んで打つんですよ」と言われて、全く歯が立たなくて泣きそうになったし。

いろんなところで「3手先を読む力が必要なんだな」ってことを改めて考えさせられてるので、視点を切り替えて物事を俯瞰してみようと思う今日この頃です。

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