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もし結婚するなら、いつでも離婚できるようにしときたいなぁ

少し前に、このようなマシュマロを頂きました。

(国際)結婚についてのご質問

そもそも結婚に興味が無いので、というか「もういいかな…(うんざり)」みたいなところがあるので、何ステップかすっ飛ばした回答になってしまいました。

それでも回答を書きながら、「パートナーは居る(そして要る)んだよなぁ...」と私自身、改めて思ったんです。
必要性を感じているのはなぜだろう。

ひとつ今すぐに挙げるならば、「大なり小なり、孤独はストレスだから」。上に「パートナー」と書きましたが、これは人間に限りません。現在いわゆるフリーの人でも、ペットとか、おうちで育てている鉢植えとか、毎朝早起きしてミルクティーをゆっくり飲む時間とか、そういう「世界には自分以外の人/いきものがいっぱいだ」という実感は、毎日こまめに持ったほうが良いと思っています。...理由がうまく説明できないので、この話はここまで。

結婚するなら、「いつでも離婚できる力」をつけてからがいい

冒頭のマシュマロは、「~とのことですが、結婚とかは――」という流れで書かれています。恥ずかしながら自分、はじめ前半と後半の繋がり(『海外在住』と『結婚』の繋がり)が分からなくて一瞬考え込んでしまったのですが、自身の年齢等いろいろな要素を挟むことで理解できました。

その上で、「○○歳になったから結婚を考えはじめる」といった類いの目安より、もっと個人的にしっくりくるものを見つけました。

いつでも離婚できる力――よりハッキリ言えば、経済力――を身につけてから結婚したい。

※「生涯独身」という選択肢も残しつつ。

たぶんこれが浮かんできたのは、母親の影響が強いかと思います。
...いや母親というか、そもそも父が、私が何度強姦に遭ってもヘラヘラしているような人で(理由はいろいろありますが割愛)、他にも私や私の兄弟を物理的・精神的に虐待する人でした。
そして、母はそれに逆らわなかった。
専業主婦で、離婚して3人の子を抱えて生きているわけがない、と頭から決めつけているようでした。
養育費等々の制度はあまり詳しくないのですが、3人とも虐待で"おかしく"なり始めたのは年齢1桁台でしたし、闘いようはあった気がするのですが... 管理栄養士の資格も持っていましたが、それを活かして働くという選択肢もなかったようです(これは、長女の私が家事を助けるイメージが湧かなかったせい?)。

私の話に戻りますが、実は20台後半までは、一生結婚しないつもりでした。結婚や入籍を行えば、我が子をもつ可能性が高くなる。けれど自分は「あの母親」の子育てしか知らない。

絶対に子どもを不幸にしてしまう。

そんなことになるなら、はじめからその確率を0%にする。

そういった理路でした。

けれど30も半ばになって、その間いろいろあって、今の彼とも出会って。
出産育児云々は別として、その時々のパートナーと、その時々に合った関係を模索していく経験は、喜怒哀楽あれ悪くないなぁと思うようになりました。

それで、これは別に今のパートナーとは関係ないのですが、「この瞬間独りになっても(結婚している場合は離婚しても)平気な(経済)力」というのは、今後変わらぬ一線として自分の中に引かれそうです。
...まあ、34歳で改めて宣言することでもありませんが。
個人事業主として更なる収入の安定を目指します(具体的な数値目標も一応あります)、ということで。

がんばりまーす。

幸福な結婚というのは、いつでも離婚できる状態でありながら、離婚したくない状態である。

大庭みな子

よい一日を、お過ごしください(*^▽^*)