自閉症の息子が起こす怒り対策のポイント
バタバタしてる時に限って、子どものトラブルがある。そんなことありませんか?
▼レポート提出期限は残り16日
高校3年生の息子がやってくれました。単位制の学校のため、単位が取れないと留年...。そして絶望的に遅れているレポート提出。
いや、遅れるのはいいねん!!卒業できれば過程はどうでもいいねん!
今日はレポートが遅れている生徒が強制参加のスクーリング日。
起きてる確認をし、出発を促す声掛けをし、部屋から出てくるの待てどくらせど出てこない。
もしや!?と部屋を開けて話しかけると
「行かないって前先生に言ってるし」
・・・・???
私「なんで?メールで参加してってきてるよ?」
息「ちゃうねん、ちゃんと言ってるから」
特別扱いか?!さすがわが息子よ✨
ではなく...
先生の名前聞いたり、参加しない理由を聞いたりを繰り返し、結果...。
☑️夕方バイトある
☑️学校のWi-Fiの繋がりが悪いからレポートが進まない
☑️家でやった方が楽
☑️今集中してるから動いたら集中力が切れる
(などなど、要は自分の気分が乗らないだけだった)
「おまえは何様じゃー!!!!!!」
となったわけで💦
実は息子は、ここから気持ちの整理がつくまでめっちゃ大変なんです。
▼軽度の自閉症
息子は小学校のときに軽度の自閉症と診断され、気持ちの切り替えに人一倍、時間がかかります。そしてコミュニケーションが苦手です。思い通りにいかないことに、強烈な怒り覚えカッとして、周りにあたります。
わたしに当たったり、人を傷つけることはありません。
ただ今回は例外なく全員参加だから行くべきだと伝えると、彼の中で
「自分の考えと違う」=「嫌」
が先行し、怒りが爆発!!自分の顔面をグーパンしたり、髪の毛をかきむしって引っ張って抜いたりがスタート💦
全身で震えたりしながら怒りを表します。
▼怒りを落ち着かせるポイント
自閉症の息子を落ち着かせるポイントは、ひたすら穏やかに話しかけ、耳を傾けられるタイミングを作ること。
ただ、ヒートアップして耳を貸さないときは、あえて大きな声で叱ります。
語りかけ、相手の目線でモノを言う。性別も性格も違うため、なかなか息子目線が難しいので、わたしの高校生の頃の話を持ち出したりします。
そんなこんなを15分ほど続けると、落ち着きコミュニケーションが取れるように。
それまではひたすら、暴れる動物に話しかけている感じです。
耳を傾けはじめたタイミングで、彼が笑える内容をぶっ込みます。
そこでクスッと笑うと、もう大丈夫!17年かけてやっと、このルーティーンができあがりました。
遅刻して学校行ったけど、遅れることより行くことが大事!
そして嫌なことでもやらなければいけない時があることを、しっかり学んでほしい。
▼親になるって難しい
前は感情だけで怒って、お互いイライラ止まらず旦那がいないと、どうにもならんかった。
正直ずっと親の目線で「なんで?」「いい加減にしてよ」「言うこときけよ」しか思わなかった。
大きくなって初めて思う、この子はわたしとは全く違う人間。わたしの固定観念を押し付けてはいけない。
でもある程度の一般常識は必要な訳で(笑)
はぁ、親ってめっちゃ難しい。
そんなわたし、とある企業の全国1位の営業チームの前で本日プレゼンということもあり、若干そわそわ。
あっちはそわそわ、こっちはゴタゴタ。頼むからこれからは日にちずらしてくれい!!
いただいたサポートは大好きなカフェ代、または面白そうな本の購入に使わせていただきます。