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やっぱり本が好き! わたしの好きな作家さん 13&14


どーしても、あとふたり、紹介したくてちょっと駆け足になりますが、お付き合いを…。(なぜかって?このあと、番外編のおすすめのおすすめをして、プレゼントの募集申し込みをいよいよしようと思っているからでーす!だめや、こういう大事なことをついしゃべりたくなって喋っちゃう人間です。サプライズとか無理。ポーカーフェイスも無理!)

それでは、気を取り直していきますよー。

まず、おひとりめは、

大崎善生さん「パイロットフィッシュ」と「アジアンタムブルー」です。

どちらも表紙からして、素敵ですよね!

「パイロットフィッシュ」
人は、一度巡り合った人と二度と別れることはできない--------。
19年ぶりにかかってきた、かつての恋人からの1本の電話。彼女との日々が記憶の湖の底から浮かび上がる。世話になったバーのマスター、かつての上司だった編集長や同僚らの印象的な姿、言葉を交錯させながら、出会いと別れのせつなさと、人間が生み出す感情の永遠を、透明感あふれる文体で繊細に綴った、至高のロングセラー青春小説。(裏表紙より)

「アジアンタムブルー」
葉子を癌で失ってからというもの、僕はいつもデパートの屋上で空を見上げていた------。万引きを犯し、衆人の前で手酷く痛めつけられた中学の時の心の傷、高校の先輩女性との官能的な体験、不倫による心中で夫を亡くした女性との不思議な縁、ファンの心を癒すSMの女王・・・・・。主人公・山崎が巡り合った心優しき人々と、南仏ニースでの葉子との最後の日々。

物語後半に登場するフレデリックっていう青年が素敵。ニースにも行ってみたいなぁ~。まねっこして、一時期、アジアンタムを育てていました。残念ながら枯らしちゃったのだけれど…(今はその鉢植えでアボカドが育っています)


そして、おふたりめは、重松清さん。
たくさん作品があるのですが、そのなかからおすすめするのは、「流星ワゴン」と「星に願いを―さつき断景」です。

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「流星ワゴン」
死んじゃってもいいかなぁ、もう・・・・・・・・・。38歳、秋。その夜、僕は5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。そして―――自分と同い年の父親に出逢った。時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。やり直しは、叶えられるのか?

「流星ワゴン」あったら乗ってみたい!
ちょっと長いですが、同い年のお父さんに出逢って、こどものときのことを振り返るのが、インチャケアぽいなぁと改めて思いました。


「星に願いを―さつき断景」
地下鉄サリン事件、そして阪神淡路大震災が起きた一九九五年。復興ボランティアに参加した高校生のタカユキは、自分が少し変わったような気がした。サリン事件の衝撃を引きずるヤマグチさんは、娘の無邪気さに癒された。五十代のアサダ氏は、長女の結婚で家族の存在を実感した―――。不安な時代。それでも大切なものはいつもそこにあった。
三人が生きた世紀末を描く長編。


なにがっていうわけではないんだけれど、なんかいいのよねっていう作品です。それぞれが、それぞれの日常を淡々と生きる。そこにちょっとしたドラマがあり、なんともいえない気持ちになります。


めーっちゃ、あっさりな感じですが、次はおすすめのおすすめへつづく~。


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