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【Stats調査隊】オールスター未選出選手現役編、1試合平均得点トップ10

2021年AllStarゲームが近づき、ロースターも発表されたことから、今回はあえて現役のオールスター未選出選手(以下検索条件にて選抜された選手)について見ていきます♪

検索条件
・1試合平均25分以上
・USG%20%以上
・通算得点5,000点以上

検索条件の根拠;
最低でもインパクトプレーヤーとしての位置は確保(MPG25分以上、USG20%以上)しつつ、ある程度の期間プレイしている(通算得点5,000点以上)。

Honorable Mention;

Dennis Schroder
27歳
2013年〜
通算得点7,433
1試合平均14.1点
20-21サラリー: $15,500,000
 生涯サラリー:$69,042,112(21年までの予定額含む)

Eric Bledsoe
31歳
2010年〜
通算得点9,334
1試合平均14.1 点
20-21サラリー: $16,875,000
 生涯サラリー:$108,627,507(23年までの予定額含む)

Evan Fournier
28歳
2012年〜
通算得点7725点
1試合平均14.3点
20-21サラリー: $17,000,000
 生涯サラリー:$90,934,369(21年までの予定額含む)

Bojan Bogdanovic
31歳
2014〜
通算得点7,725
1試合平均14.3点
20-21サラリー: $17,661,000
 生涯サラリー:$103,629,296(23年までの予定額含む)

Mike Conley
33歳
2007〜
通算得点12,846
1試合平均14.9点
20-21サラリー: $34,502,132
 生涯サラリー:$206,087,986(21年までの予定額含む)

10位
Jordan Clarkson
28歳
2014〜
通算得点7,297
1試合平均15.0点
20-21サラリー: $11,500,000
 生涯サラリー:$101,192,707(24年までの予定額含む)

9位
T.J. Warren
27歳
2014〜
通算得点5,142
1試合平均15.5点
20-21サラリー: $11,750,000
 生涯サラリー:$56,100,426(22年までの予定額含む)

8位
Buddy Hield
28歳
2016〜
通算得点5,532
1試合平均15.9点
20-21サラリー: $24,201,834
 生涯サラリー:$102,663,891(24年までの予定額含む)

7位
Danilo Gallinari
32歳
2008〜
通算得点10,123
1試合平均16.0点
20-21サラリー: $19,500,000
 生涯サラリー:$196,904,746(23年までの予定額含む)

6位
Jamal Murray
24歳
2016〜
通算得点5,264
1試合平均16.1点
20-21サラリー: $27,285,000
 生涯サラリー:$172,485,909(25年までの予定額含む)

5位
Tobias Harris
28歳
2011〜
通算得点10,451
1試合平均16.1点
20-21サラリー: $34,358,850
 生涯サラリー:$248,503,505(24年までの予定額含む)

4位
Eric Gordon
32歳
2008〜
通算得点11,476
1試合平均16.6点
20-21サラリー: $16,869,276
 生涯サラリー:$138,786,115(24年までの予定額含む)

3位
Rudy Gay
34歳
2006〜
通算得点16,447
1試合平均得点17.0点
20-21サラリー: $14,000,000
 生涯サラリー: $162,706,820(21年までの予定額含む)

2位
CJ McCollum
29歳
2013〜
通算得点9,231
1試合平均得点18.7点
20-21サラリー: $29,354,152
 生涯サラリー:$215,393,598(24年までの予定額含む)

1位👑
Andrew Wiggins
26歳
2014〜
通算得点9,539
1試合平均得点19.5点
20-21サラリー: $29,542,010
 生涯サラリー:$170,841,254(23年までの予定額含む)

Allstar 未選出現役Top  30

一言で言えば、とても強いリスト、だと思う。

最初に言っておくけど、NBAstatsにおいてPPG(1試合平均得点)で全てが測れるわけでは決してない。


ただし、PPGは重要な一つの指標であことは疑いようもなく(GOAT論争でおそらく未だ大多数を占めるであろうMJが歴代PPG1位に君臨しているという点も大きいと思う。)、軽いNBAトークであればPPGほど繰り出しやすい指標はないという点も事実だ。(例;EmbiidがMVPの最有力候補だ。何故ならPPG29.6もある!確かに!、という感じ)

なので、今回オールスター未選出現役選手リストを調査した時も、とりあえずわかりやすいPPGを指標にしてみた。
まずPPGで選んだことは結果を見て、上手くいったんじゃないかと思う。

TOP10のうち、サラリー総額100ミリオン超えは9人!
唯一100ミリオンを下回るT.J. Warrenもまだ27歳で来期末FA、怪我がしっかり治れ総額100ミリオンは達成できそう。

オールスターに選出されることは、選手の究極の名誉の一つなんだとは思う。
ただし、オールスター選出だけが成功だけなんじゃないよ、とリストは示してくれてるよう感じがする。
金銭が全てでないと思うが、プロアスリートとしてキャリア総額100ミリオン以上というのは超大成功と断定してもいいのではないだろうか。

正直、このリストの中で将来オールスターに選出される可能性があるのは、6位のJamal Murrayくらいではないだろうか。
いや、ちょっと待て、今年のCJは怪我さえしてなければオールスター選ばれたぞ、とのお言葉があるのはごもっとも。
確かに今年のマッカラムは神がかっていた(3P1試合4.8本で、TS62%)のは事実だけど、最大の機会を逃してしまった感じが大いにするんですよね。  
29歳の今、オールスターに関してはラストチャンスだった気がとてもする。
Murrayに関しても、正直かなり厳しいとは思う。
Curryがあと2〜3年、Dameも3〜4年、Lukaはあと10年近く、Jaも出てくるだろうし、Bookerもいる、もっと言うと旧ビッグネームのWallもいて、とんでもない新人だって入ってくる可能性ある。
今みたいに、プレーオフで大爆発して、レギュラーシーズンは20点そこそこという状態では現状かなり厳しいと思う。
ウエストでオールスターに出続けるのは本当に大変だと思う。
それを一番よく分かっているのはおそらくConley。
あえて触れなかったけど、CJと比べてもよりラストチャンス度合いは高かったなと思う。

とごちゃごちゃ書いてしまったけど、
オールスターに選ばれないからといって、上記リストの選手は超勝ち組であるという事実は変わらないと思う。

だって、先程のマレー、CJに関して言えば、
現契約終了するのが、マレー28歳、CJは32歳、
普通に考えれば200ミリオンを優に突破できる状態にある。(CJは現契約終了時に突破している。健康なら250も狙えそう。)
これまでのスポーツ史で、アメリカ以外でもキャリアで200ミリオン超える選手ってどれだけいるんだってことなので、とんでもなく凄いことだと思う。
あと、当然Conleyも。

そして、今まで触れてなかったけど、1位はWigginsなんですよね。
この結果には正直驚いた!
Wigginsってここ最近ようやく少しだけ評価されるようになったけど、
それまで失敗の象徴としてボロクソ言われてきたけど、
実はCJの一年後にも関わらず、通算得点で上回っている!
ダメチームに居たからといって、キャリア6年で19.6点は立派ですよね!
サラリーに関しても、現契約終了時に28歳と、先程のマレーと同じ状況で、今のパフォーマンス維持できれば200ミリオン越え十分可能っぽいです。
これは凄いですよね。
まだまだ途中だけど、大成功キャリアと断定してもいいでしょうね!

他の選手にも触れたいけど、とりあえずまとめることにします。

オールスターに選ばれなくても、キャリア大成功している選手は多い、ということ!

そもそもNBAにいられるだけでもとんでもない、というそもそも論はシカトさせてもらいます。
個人的にはNBA含めプロアスリートは通算100ミリオン(億・ユーロ)が大成功基準だと思ってるので・・・
それだけあれば天文学的な確率での失敗をしない限り、金銭的には一生不満足な思いすることないでしょうってことで(あくまで個人的な感覚なんだけど、100億は利回り1%でも年1億入ってくる、という点が大きい。実際には税金とか色々あるのかもだけど、そこは考慮しません。)

上記のリスト、TOP10プラス5名のHonorable Mentionの15名、ラストのシュルーダーもシーズン終了後27でFAということ考えれば、全員が100ミリオン越え
とてつもないことだと思う。

最後締めますが、
今後我らが八村選手がひょっとしたらオールスターと無縁のキャリアを送ることになったとしても、PPG的には14点前後取れていれば十分キャリア100ミリオンの可能性はあるということが言える。(エンドースメントなどで既に近い額行ってるかもだけど・・・)
そういう側面も踏まえて応援していけば、さらに楽しめるのではないだろうか。

そんな感じで今回は終わらせてもらいます。

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