マガジンのカバー画像

インタビューコラムセレクション

21
インタビュー術&ビジネスコミュニケーションにかかわるコラム群をお届け
運営しているクリエイター

#インタビュアー

“feat.”で行こう!

最近、音楽界において“feat.XX(名前)”という表記を良く目にするようになりました。「feat.」は、ご存じの通り「featuring」の省略形で、読み方は「フィーチャリング」。辞書によると、「特定の人物・事柄などを特色として際立たせること」とありますが、音楽界では客演の意味で使用されていますよね。すなわち、アーティストが別のアーティストとタッグを組んで楽曲を提供するときに使われたりしています。 “With”と表現される単なる共演ではなく、A feat.Bの場合、“Aか

Podcastトークをテキスト化!【episode #04】トップMR(医薬情報担当者)から聴いたエモい話

今日も、日々のインタビュー活動の中でキャッチしたエピソードを忖度なしで紹介したいと思います。 これまで本当に色々な業界の企業取材をしている。業界マップとか、業界慣習とか、それなりに頭の中に入ってきまして。 ビジネスモデルとか商流とか、こんな感じで集客するんだ、こんな感じでマネタイズするんだとか。 働いている人の傾向もけっこうわかってきたりするというか、業界あるあるみたいな話とか。 いろんな業界を横並びにして、例えば同じ職種でもちょっとした違いがあったりするじゃないですか。そ

オウンドコンテンツの制作にプロ・インタビュアー伊藤秋廣を使うべき理由について、できるだけ論理的に述べてみました。

オウンドメディア、公式SNS、会報、社内報などのコンテンツを制作する際に、インタビューを内製する企業が増えているようですが、あまり感心できることではありません。なぜなら、同じ会社に勤める、ある意味、同質な社員同士でインタビューをし合っても、話を深堀りできず、結局、何本製作しても同じような内容のコンテンツが並ぶことになります。 さらにいえば、内輪同士、同質な人同士でインタビューをしあって記事を書いても、うちわネタ、業界人しか理解しない、決して外向けではないコンテンツになりがち

おしゃべりコラム02「僕が完全無料でインタビューサロンを運営し、スキルシェアしていこうと考えた理由」

おしゃべりの如く一気に書き上げるコラム、乱筆乱文、ご容赦ください。 インタビュー技術っていうと大袈裟だけど、経験の中で得てきたコツやちょっとした工夫なんかを必要な人にシェアしたい、しかも無料で。もちろん無料だからといっていっさい手を抜くつもりもないし、無料の向こうに有料セミナーとか、何かを売りつけるような行為に誘導するつもりもない。しかも、セミナーは一回や二回では終わらない。だって山ほど伝えたいことがあるもん。必要な人にすべて無料でお伝えしていくつもり。 なんで無料なのか

おしゃべりコラム01「インタビューの冒頭を制することの重要性」

プロインタビュアー伊藤秋廣が“おしゃべり”の如く一気に書き上げるコラム、乱筆乱文、ご容赦ください。 年間300~500人ぐらいの方々にインタビューをしていると、けっこうな割合で、こういう人に出会う。恐らく、事前に回答を用意してきたのであろう。ひとつめの質問を投げかけるやいなや勢いよくしゃべりはじめ、ひとつめの質問についての回答を話しおえても止まらず、下手をすればそのままQ2、Q3、Q4で用意していた質問まで一気に、もちろんこちらに質問の機会も与えてくださることなくご自身のペ

フリーランサーに伝えたい、一人で戦うための自己防衛的営業術(Vol.6完結編)

――2006年にフリーランスとして活動を開始し、2019年に株式会社にされていますが、改めて法人化の経緯をお伺いできますか? 正直、1人でやっていける範囲に限界を感じていたんですね。僕ができるのは、インタビューをして記事を書くことですが、それだと仕事の幅は全然広がらない。そして、突き進んでいく方法としては、仕事の数を増やして死ぬほど働いて稼いでいく道しかないわけですよ。 もちろん、たくさんお仕事をいただき、ギャラも上がって、それなりに評価をされている手応えは感じていました