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学校という場所

子どもたちの日常の生き生きとした描写、そして、
言いたいことズバリ書いてくれる明快な文章と、大裕のありかたに
朝から泣けました😭 こちら、ぜひ読んでください↓

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どうも私たちは、授業だけが「学習」だと勘違いしてしまっているようだ。面白いことに、授業の内容は子どもたちの詩にはほとんど出てこない。それはきっと、授業とは、教育哲学者の大田堯が言う、「ヒトがひとなる」ための壮大な学びのプロセスの一部に過ぎないことを、子どもたちは知っているからだ。

▶︎同記事、オンラインでも読めます:  朝日新聞デジタル2020/6/5「学校という場所」(鈴木大裕)

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大裕が記事で紹介している通り、子どもたちの詩から浮かび上がってくる世界はとても豊かだ。そしてその多くが、授業の内容よりも余白部分で感じていることである、ということを覚えていたい。

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読み書き算数は、人生を生きていくための大事なツールだけど、結局、ツールでしかない。ツールばかり子どもに与えようと先まわりする教育や子育ては、もう卒業しようよ。来たるAI時代にはツールに事欠かなくなること、皆もう知ってるんじゃなかった?

いま大事なのは、子ども自身が自分の時間軸を持ち、自分たちの世界を築いていくこと。大人から与えられた時間の中では、手順も情報も気温さえも心地よく統制されていて、どうしても予定調和が増えてしまう。

人を育てているのは、なにしよっかなと考える時間。予定不調和な、人と人との交わり。人と自然との交わり。そしてなにより、そのすべてを生み出す、余白。それを大人みんなで、もっともっと思いださないと。

たくさんの無駄と遠回りをしながら、けんかと仲直りを繰り返しながら、人は人になるのだ。

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これからを生きる子どもたちへ。

いま、世界は大きく変わろうとしているよ。これまで大人たちが正しいと信じてきたお金の動きや社会の作りかたには素晴らしいこともあったけど、同じくらい、間違っていることも多かった。これからどんな世界に暮らしていたいか、大人もいま、一生懸命答えを探しているところなんだ。

大人にも、実は答えはない。だから、みんなには、大人から教わることだけじゃなくて、心震える自分の発見を大事にしてほしい。ドキドキワクワクする方へ進み、たくさん失敗もしてほしい。(失敗って大事なんだよ。新しい発見の母だからね!)

友達と一緒に、好きなことを好きなだけ繰り返す自由、思うようにやってみて失敗する体験、乗り越えてうまくいく喜び、それをぜーんぶひっくるめての、あなたがあなたらしく生きていられることの幸せ。

全力で応援したいと思っているよ。

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大裕、いつもながら、素晴らしい視点の共有をありがとう!!


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