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生態系の回復は、終わりなき遊びだ

快晴&微風だった放課後、とびうおクラブの子どもたちに声をかけてカヌーで沖に出てみました。

浜では南の風が2-3m/s、かなり穏やかな海でしたが、それでも沖に出ると...

「うお!なんか風がつよくなった!」

「沖のほうが波がたかい!」

「もうここ、足はつかない?愛ちゃんでも?」

「ちょっとこわい!けど、楽しい!」

と、それぞれにいろんな発見をしていました。

最初は

「潜るのはやめとく(深いからこわい)...」

と言っていた人も、みんながジャボンジャボン飛び込んでキャーキャー盛り上がるのをみて、思わず飛び込んじゃって。

海は、いいね!!


地球の70%は海に覆われています。

人が生み出すCO2の30%は海が吸収してくれる上に、地球上の酸素の50%は海で生まれています。

大型魚の90%、珊瑚礁の50%が失われてしまった今、森から海へのつながりを回復して、海藻や貝類を増やして生態系を元気にすることに全力で取り組まないといけない...

no filter. きれいに焼けました


なーんて、
子どもたちと話しているわけではありません。

「しなくてはいけない」というけれど、実際のところ、藻場保全も、海藻の養殖も、大地の再生も、やってみたら「こんなに楽しい遊びはない」!

子どもはそのあたり勘が良くて、近くの大人が海や森で手を動かしていれば必ず「なにしてるの?」と寄ってきます。

ウニ駆除と藻場保全


子どもたちを海へ森へと誘って一緒に遊ぶ時間は、実はなによりの社会づくりかもしれないな。

年月を重ねるごとに、そんな気持ちが増しています。



昨日は、国連が定めた世界海洋デーでした。
Happy World Oceans Day!!

https://www.un.org/en/observances/oceans-day

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