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リテラシー教育の難しさ

いろいろな方とAIの勉強会をさせて頂き見えてきたのは
実際のリアルな世界での人には”今までの勉強法”や”これまでの業務”があり、「リスクを取れない」と考える管理する層と、「リスクより可能性にひかれている」層の2つの間で、どう使うのが正しいのか、という悩みを抱えながら進んでいます。

私も知っている知識のどの部分が本当に必要とされているか、毎回組み立てなおしていますが、この部分の悩みをすっきり確実に解決してあげる事で、生成AIの活用はしっかり前に進みそうです。
私の為にもなりますので、ご相談や討論会、勉強会への参加や講義は無料です。

そんなわけで今日は生成AIリテラシーについてです。
ITリテラシーというのがどう普及したか考えてみましょう。ITは利便性と相反するリスクがあります。
ですので、各企業や団体ごとにこの2つを天秤にかけて、安全に使える範囲で最大限利便性を享受する。この為にリテラシーの教育があります。
「リテラシー教育」がやや制限する事に主眼を置いているのに対し、リスクの無い使い方を教えながら使ってもらうというポジティブな方向の資料として「ガイドライン」があります。

ただ、どちらも。。。。ITの利便性、リスクを理解してはじめて設定ができるのです。
残念ながら、生成AI業界は変化がはげしく、だれもこの全貌をつかめていない、つかめていても1ヶ月で意味がなくなる、アップデートが必要になる。。。それがこの生成AIというブームなのです。

この為、最低でも下記の6回のセッションが必要です。(1週間に1回程度で6週間コース)
1回目:生成AI全般の勉強会
2回目:生成AIでできる事(メリットの会)
3回目:生成AIで気を付ける事(リスクの会)
4回目:リテラシー方針の策定の会
5回目:ガイドライン策定の会
6回目:リテラシー教育(年1回、ずっと)

企業さん、団体さんのお仕事の仕組みに入れ込んでいくので、例えば全6回のファシリテートや資料の準備をするにしても、皆様の会社さん・団体さんの中に担当者が絶対必要となります。
まず、その企業さん、団体さんの中で生成AIを苦労してでも正しく使う、そんなコストかけるほどの効果があるのかな?というのを上層部の方に判断してもらう必要がありますね。1回目、2回目はその為の材料になります。
何かをする=皆様のコストがかる。ですので、最初の1歩を踏み出すのかどうか、データが少なく費用対効果がまず図れないのであれば、やりたいか・やりたくないかで、まずは行動して下さいね。

私は勇気をもってまずは、踏み出してほしいと考えています。

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