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AIリテラシー講習

AIリテラシー教育を想定して子供たちに講習を受けてもらいました。
子供たちは練習もなく一発取りなので、実際の講習の現場の雰囲気が分かると思います。
また、学校の授業で流れるような感じでしゃべって!とお願いしてありますので
このまま学校やご家庭で使える内容にしてあります。
パパさん。ママさん。先生方、ご活用ください。

先生 こんにちは!AIリテラシー先生です。今日は小中学生が生成AIに触れるときの注意事項を学ぶ為 のAIリテラシーの動画です。よろしくお願いいたします。
今日は小学生のA子さん、中学生のB太郎さんに来てもらっています。
こんにちは、よろしくお願いします。

A子 「***」
B太郎 「***」

先生 君たちは生成AIって聞いたことある?代表的なものはChtaGPTと言われてたりするね。

A子 「***」
B太郎 「***」

先生 生成AIは、本当に何でもできるんだけれども、もちろんできる事=していい事、ではないと思うんだ。
例えば、車を運転するのも、お酒が飲めるのも年齢が決まっていたりするよね。あれはなんでだろうね。

A子 「***」
B太郎 「***」

先生 なので、交通安全教室のAIバージョンとして、今日みたいなAIリテラシー教育というのが必要になったんだよね。何となく、必要なのは分かった?

A子 「***」
B太郎 「***」

*** 1-2 ***

先生 これから一緒に生成AIリテラシーについて考える前に正直にいうけれども、ChatGPTはでてきてまだ1年くらいの新しい技術なんだよね。
しかも、大人より君たちの方が使いこなすのがうまい。
大人はこれまでの何かに当てはめて考えたり、常識的にはこうだろうな、
と考えて道具を使うんだけど、どうもこの生成AIはそうじゃないらしいんだ。
だから、そいう今までになかったものになじむのは、大人より子供の方が得意なんだよね。

A子 「***」
B太郎 「***」

*** 1-3 ***

先生
でも!君たちが生きているのは日本の社会だから、社会のルールがあるので
それを破るような危ない使い方はさせられないんだよね。「君たち自身」にも「大人にも」迷惑かかったり、危険な目にあったりする。
使い方次第で、すごく便利にもすごく危険なものにもなる。
包丁や彫刻刀みたいなものなんだよね。ChatGPTは
だからって家庭科の時間に包丁使っちゃダメとか、図工の時間に彫刻刀つかっちゃダメとはならない。

A子 「***」
B太郎 「***」

*** 1-4 ***

先生 ここで、先生が使ってみてわかった事を教えるね。
ChatGPTはいろんな調べものや文章をかいてくれるのに、本当に便利なんだけど。
自分で人間の言っている意味を理解して、何でもできるっていう意味だと、できる事は文章作成だけじゃないんだ。
例えば、有名なアニメの続編を書かせたり、人間そっくりの人を使ってテレビコマーシャルを作ったり
最近だとB太郎君の”携帯欲しい”という一言だけ聞いてですごくいい曲を使って素敵な声で歌っていたよね。

A子 「***」
B太郎 「***」

先生 こういう”何でもできる”生成AIには全部に特徴がある。
ChtaGPTだけでは動いていないっていう事なんだよね。
・生成AIの入ったアプリ、ソフトウェア
・ChatGPTをパワーアップする「プラグイン」や「API(えーぴーあい)」
・「プラグイン」や「API」が最初から入ってるような「GPTs」
・それから、アプリじゃなくてブラウザの方から使うときには「拡張機能」「アドオン機能」
こういうのは、学校や先生から使っていいよって言われているChatGPTだけのアプリと違って本当にいろんなことができるし、できてしまう。
自分ののしたい事、望みをかなえてくれる夢のようなツールなら使ってみたい?危ないと思う?正直な所どうだろう

A子 「***」
B太郎 「***」

*** 1-5 ***

先生 1個だけ、ここが大事な所なんだけれど
どの会社の作ったアプリ、ソフトウェア、プラグイン、GPTsが安全なのか、何か悪いウィルスや仕組みがはいっていないのか
調査にすごく時間がかかるから、まだわかってないんだ。
すごく便利なんだけど、その中には悪い人が作ったものが混じってる。だから
そういう君たちに想像もできないような悪い事をしてしまう可能性があるものは今は使わせられないんだよね。
学校の近くで不審者がでました、、、とかお知らせが出る事があるとおもうんだけど、不審者とか悪い人って一見外見では普通の人や優しそうな人に見えたりすることもある。
それと同じで、危険なAIというのも、どういうような見た目で君たちに近づいてくるのかわからないところがあるんだ。だから安全第一でまずは使って欲しいと思うんだ。
今は、調べものや文章を考えてもらう。という部分だけで使ってもらうのが先生はいいと思うけど、どうかな?

A子 「***」
B太郎 「***」

*** 1-6 ***

先生 将来的には、できる事は変わっていく。
例えば、アレクサに好きな音楽をかけてもらうときに、すぐ「その曲はアマゾンアンリミテッドに入って月額980円を払えば聞けます。はいりますか?」って聞かれると思うんだけど。
そこで「はい」って言わないよね?それはなぜ?

A子 「***」
B太郎 「***」

先生 そう、きみたちが、そこで「はい」っていったらどうなるか、想像して自分でブレーキをかけれるようになってるから、だから使わせる事ができる。
AIのリテラシーもそれににていて、最初はチャットでいろいろ調べたり、絵を描かせたりとかそういう部分しか使わせてあげられないんだけど
君たちと大人と、一緒に成長して、ここまでなら安全だね。っていう使い方を一緒に探していく。
それがAIリテラシーを成長させていくっていう事なんだよね。今はスタートラインだとおもってもらえばいい。

A子 「***」
B太郎 「***」

*** 1-7 ***

先生 では、楽しく生成AIを使っていきましょう!。。。っていう前に
調査や文章作成でも気をつける事があるから、勉強しましょう。

A子 「***」
B太郎 「***」

先生 そう、生成AIは何でもできる、それに知ってる事が先生1億人分くらい詳しいから
気を付けなければいけない事があるよ。
10回に7回、本当に為になる事を言ってくれる。のこり3回は、すごく本当だと思える嘘をつく事がある。
あまりに嘘がうますぎて、大人でも気が付かないくらい。君たちはどうする?

A子 「***」
B太郎 「***」

先生 これについては、大人でもだまされちゃう人がおおいから、ぜひ使い方が大人よりうまい君たちの課題にもして欲しい
本当か嘘かはわからないけど、こういう情報がでた。という目で見て欲しいんだ。
同じことを聞き方を変えて2回聞いてみる、とか、なぜそれが本当だとおもうのですか?と聞いてみるのがいいと思う。
また、学校にその調べものを出すときには、ここはChatGPTに聞きました。というのを正直に先生にいうのもいいね。

A子 「***」
B太郎 「***」

先生 さらに、今の子供たちがChatGPTを何に使ってるか、調べた人がいて
ほとんどが、学校の宿題をやらせるのに使っている事が分かったんだ。
君たちも心当たり、、、あるよね?

A子 「***」
B太郎 「***」

先生 読書感想文をChatGPTで書かせる人についての話なんだけど、
A子さんも前に読書感想文書いたときに、ママに何回も何回も直させられたって言ってたよね。
ホントに読んだの?それが答え?って。
もう好きに書かせてってママにいっても駄目だったときがあって、
全部書き直させるなら、読書感想文の作者の所をママになおしたいって言ったときがあったよね。

A子 「***」
B太郎 「***」

先生 そこにヒントがあってね、同じく読書感想文をChatGPTに書かせた場合は、名前の所をChatGPTにしなきゃいけないんだ。
読書感想文は君たちが読んだ本の君たちの感想文という意味なんだ。
ChatGPTを使いこなそうっていう宿題ではないので、そこは間違えないようにして欲しい。だからChatGPTに読書感想文を書かせてはいけないよ。もちろんママにも」

A子 「***」
B太郎 「***」

先生 子供の時は、「頑張った過程」が大事なんだよね。それで頭だけでなく心も成長して強くなる。
でも大人になってからは「結果」が大事なんだよね。だから大人はChatGPTでも何でも使えるものを使ってしまう。
学校や塾の算数の問題をパソコンや計算機でといても、きっと学校のテストの点数はあがらないよね?

A子 「***」
B太郎 「***」

先生 うんうん、そこが分かってもらえればいいんだ。
これまで、あれはダメ、これもダメという話が多かったけど、
勘違いしてほしくないのは、使ってはダメ、というわけではないし
まだ大人もどうしていいかわからない部分もあるから、一緒に安全に使っていこう、っていうのが正直な気持ち。
生成AIでできる事はどんどん広がってるけど、君たちと先生で、正しい使い方の部分も一緒に成長させていきましょう。

A子 「***」
B太郎 「***」

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