
フィリピンふらふら一人旅(1日目 マニラ着〜Intramuros)
フィリピンふらふら一人旅(1日目 マニラ着〜Intramuros)
2024/9/22
成田空港
ふらふらっとフィリピンへ行きたくなった。
前日にZIPAIRで購入した27,000円の航空券を確認して成田空港に向かった。購入が直前だったせいか、チェックイン機械からは白紙しか出てこず焦ったが、なんやかんやして飛行機に乗ることができた。
ニノイ・アキノ(マニラ)国際空港

およそ5時間でマニラについた。空港でSIMカードを購入し、円とペソを両替した。SIMカードはGLOBEで5日間4000円程度。カウンターでスマホを渡したらSIMカードの挿入と設定をしてくれた。
空港にはGrabタクシー乗り場があったので、そこからGrabタクシーに乗ってホステルへ向かった。この時、Grabアプリで色々と手こずったのでメモとして残しておく。
Grabアプリにクレジットカードを登録する際に、電話・SMSによる本人認証が必要となる。(← クレジットカードの種類にもよる。私の場合、Grabアプリがクレジットカードのセキュリティに引っかかり本人認証を求められた。この時、本人認証はクレジットカード会社にあらかじめ登録している電話番号で行うため、フィリピンでその携帯電話番号が使えないと認証できない。)
ahamoの海外通信はある一定の確率で繋がる。100%ではない。(←ahamoは事前準備なしに、海外でデータ通信や通話・SMSができる。お陰様で日本の電話番号でクレジットカードの認証ができた。しかし、ahamoの電話やSMSは100%繋がらず、5回に1回程度の割合で繋がる(マニラでの個人的体験)。電話・SMSの認証は根気よく何回もトライすることで上手く行った。日本の携帯電話番号を使う場合+81をつけるのを忘れずに。クレジットカードに登録してる電話番号を海外で使わない場合は、日本で事前にGrabにクレジットカードを登録しておくとよい。)
Grabアプリは複数のスマホから同じアカウントにサインインできるが、同一クレジットカード情報はどちらかにしか登録できない。(←スマホを2台持ちしていたが、2台目でクレジットカードの情報を入れると、1台目のクレジットカード情報が無効になる。)
Intramuros(イントラムロス)へ
ホステルにチェックイン後、スタッフに勧められたIntramurosへ向かった。タクシーの車窓から見える街並みは新鮮で面白かった。綺麗な建物からスラムまで、子供からお年寄りまで、露店販売からホテルマン、トライシクルの運転手、ホームレスなど多種多様な人々が隣り合いながら共存している。

都心部に近づくにつれて警備員が増え、Jollibeeなどのファストフードチェーン店でも常駐していた。Intramuros gateに着いてタクシーを降りるや否や、客引きに話しかけられて観光案内するよ?としつこくまとわりつかれた。gate周辺は客引きバイクが大勢待ち構えており、払い退けて進むのが大変だった。
縮こまりながら歩いていると感じの良さそうな青年に話しかけられ、周辺地図について色々と教えてもらった。1人で歩いてても怖いし、少しだけならという気持ちになり、交渉して30分350ペソで観光案内してもらうことにした。

instamurosはスペイン統治時代にマニラの一角に作られた城郭都市。スペイン語で"inside the wall"という意味で、壁に囲まれた地域一帯を指し、中にはマニラ大聖堂やサン·アグスティン教会などの歴史的建造物がある。



写真撮ったりお話聞いたり施設に入ったりして、結局気がついたら1時間半くらいたってた。お金を払うタイミングになって、青年は何故か2時間半の代金1750ペソを要求してきた。指摘すると、白々しそうに時計を見間違えたと弁解し、でもおおよそ2時間だから1400ペソ払えと言われた。粘ったが剣幕に負け、挙げ句の果てにチップ代100ペソまで払わされて別れた。初日に好青年からいきなりぼったくられて、悔しさとカルチャーショックで心が一杯になった。その直後に降ってきたスコールに心をぺしゃんこに押しつぶされながらIntramurosを離れた。フィリピンこわい。
何かを勧められた時は、たとえ一人で心細い時でも、何か教えてもらった時でも、曖昧な返事や愛想笑いをせずにしっかりNoと言わないといけない、という当たり前のことを学んだ。
錯綜する思考を落ち着かせつつ、とりあえずGrabタクシーで夕飯を食べにショッピングモールへ行くことに。Grabはぼったくりを心配しなくてすむ最高のサービスだと思ったし、こんな心配をしないで済む日本はやっぱり良かった。道中に見えた「天丼てんや」がとても愛おしく思えた。
Ayala mall manila
日本のショッピングモールと酷似してる。入り口に警備員がいる以外は。各入り口に警備員がいて、荷物をチェックされる。でもたぶんそんなによく見てない。


レストランMesa で夜ご飯。Bicol express, sisig rice, ripe mango。

Sisig riceは醤油ベースのチャーハン。煮詰めた豚肉の味と胡椒や山椒のスパイスがものすごく合う。あっさりしてるのにめちゃくちゃうまい。
bicol expressはインゲン豆と豚肉をココナッツミルクをベースにしたあまじょっぱいソースで煮込んだもの。味が少し濃いけど美味しい。
ripe mangoはシャーベット状でねっとりしているマンゴースムージー。
どれも想像の3倍の量が来て食べ切るのが大変だった。ちなみにフィリピンのレストランでは会計はテーブルで行うようだ。親指と人差し指で四角を作るジェスチャーでテーブルにお会計しにきてくれる。
マニラ初夜。街灯がほとんどないので、車の前だけ明るい。外を歩くのはけっこう大変そう。車線という概念の薄い片側3,4車線くらいの一方通行の道路が多い。車と車の間をバイクがくまなく埋めて走っている。
運転士はyoutubeみながらスマホ触りながら運転してる。車線や信号はもはや概念。その割にスレスレな車線変更や急な横断者・割り込みの回避を当然の如くこなしていく。フィリピンの運転手は運動神経がよく運転が上手だ。どんなに運転が荒くても事故らないだろうという謎の安心感がある。
そしてクラクションが常に鳴り響いている。パッパッ パッパーとマリオカートのような音色を奏でて自分の存在を常にアピールしてる。フィリピンではクラクションは車同士のコミュニケーションだ