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SDGsと私たちの暮らし -足るを知るということ-

はじめてnoteに投稿します。
現在早稲田大学2年で、学生団体AIESECで組織開発に取り組みつつ、
「地域×コミュニティデザイン」に関する活動をしている関下晴登(はると)です。(取り組みの説明はまた次回にでも)

2019年は自分の考えに価値が少しでもあると信じて、同世代への発信を大切にしよう!と心掛けるようにしたので新たな取り組みとしてnote始めました。
そしてきっかけになったのは同期のほしかな。
(数少ない本気で尊敬できる同期)
彼女のフッ軽さと発信力にいつも感心しつつうらやましかったり。

https://note.mu/hoshikana_room

年明けてからずっとnoteで何書こうかなって考えてて、「あ、これ伝えたい」って思うことがあったので書くに至りました。
それでは少しずつ語っていきます。(問いかけるわけでもなく語りますw)

今回のテーマは「SDGsと私たちの暮らし -足るを知るということ」
この1年、急激に聞く機会も増えたSDGs。私たちの暮らしはいったいどうかわっていくのか。いまの時代を生きる責任としてぜひ一度は立ち止まって考えてほしい。

①SDGsと私たちの暮らし

産業革命をきっかけに資本主義が世界を包み込み人々の暮らしは激変して生活は豊かになっていた。そして近代になって世界から神が消えて人間至上主義が新宗教として世界に蔓延るようになる。ここに技術が発展するにつれて流れは加速していった。
しかし、20世紀にはいるとこの世界に限界が生じた。今まで経験したことのない問題に多くぶち当たった。

そうして迎えた21世紀になり、MDGsの誕生で多くの社会課題が解決に向かっていった。そうして流れのなかでうまれたのがテーマにあるSDGsである。

ただ今を生きるみんなに問いたいのは、
無思考にSDGs=「取り組みべきアクションの一覧表」としていない?って。

けどね、思うにSDGsって飾りじゃなくてむしろ人々の思想の結晶
S=Sustainableの文脈を自らの思考に落とし概念として持ち続けるべきで、その現れとしてのSDGsという作品が出来上がってるに過ぎない。

大事なのはひとりひとりの意識にある。

まだまだ現代は人間至上主義に支配された中で「成長」を前提とした資本主義に思想を支配されている。だからただSDGsを一覧表として把握するのでなく、いまの前提すらも疑い持続可能性を第一に問うた上で少し行動を変えてみることじゃないかな。

これは21世紀にいきる人たちの使命だとおもったりして 。

ここまでで言いたかったことは、、
ここ数年の流れには肯定的だけど、みんなひょっとしてただ闇雲にsustainableをのべてない?って警鐘。
たしかに現代固有で人類が出会ったことのない課題であり、ただ成長にたいしてはいつの時代も人間が頭かかえてた課題であって……

たしかにゼロからなにか新たに生み出すことも大切だけど...
たまには少し温故知新に触れてみるのも悪くないんじゃないかな。

②足るを知るということ

知人者智、自知者明。勝人者有力、自勝者強。知足者富、強行者有志。不失其所者久。死而不亡者壽。(老子 第33章より)

これは老子が今から2000年以上前に言ったこと。
このことって現代にも通じるし①で述べてきたSDGsとの付き合い方にも通ずることがあるんじゃないかな。

一に、ひとは足ること(=飽くこと)を知るべき。

資本主義が成長を前提にしているのはもとをたどれば一人一人のなかで未来に向けて、「昨日より今日。今日よりあした」を思想として欲望とともにもち合わせているからであって。
(例: 企業や政府が経常損益GDPを常に上を目指すような状態)

だからこそ、その欲望のことを把握して扱うことがなによりも肝要だなっておもうんだよね。
それは自らが自らの支配者となるような状態

どうしたらより組織が成長するか。どうしたら利益でるか。どうしたら自分がもっとお金稼げるか。これらはすごく大切な問いだとは思う。

けれど時には、そういったことに思考を働かせるよりも、
どうしたら欲望と不安に向き合いつつうまく自分自身が支配できるかを考えることの方が長期的に捉えたら大切だったりするとおもう。
(支配しきれなくても自分のこころをオープンにして嫌な部分とも素直に向き合うことから、使命と欲望を折衷させていく行動が必要)

そうでないといくら「自分らしさ」や「やりたい」は達成されたとしてもそれは赤ん坊の状態にすぎない。

各人が足るを知るということ。
このことを思想として持ち合わせる際のヒントとしてSDGsとは付き合う。そんなことができたらいいんじゃないかな。

今日はとても長くなってしまったのでこれからはもっとラフに、短くつぶやいていけたらいいな。

おやすみなさい。


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