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【番外編①】わたしが出町座に行った日

ナウエルノートですが、番外編を投稿します。
私が最も頻繁に通っている自宅からも職場からも最寄りの映画館、「出町座」さん。
現在休映中ですが(出町座未来券や、SAVE THE CINEMAで支援できます)、2つのワクワク企画が始まりました。

【募集企画】あつまれ!みんなの映画ノート
【募集企画】わたしが出町座に行った日

私もまず「 わたしが出町座に行った日 」に参加してみます!

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【わたしが出町座に行った日】

2018年1月9日、やっと出町座に行けました。
出町枡形商店街に「映画館」って、周りから浮いてるんちゃうかな?と思いながら訪れたら、窓ガラス超しに数名が当たり前のようにくつろいでいるのが見え、既にこの街と「連続」した風景になっていることに驚いた。
リュミエールがパリで初めてシネマトグラフを上映した「12月28日」に開館してから2週間経ってしまったけれど、『リュミエール!』を見ました。泣きました。世界最初の映画とされている『工場の出口』から出てくる人々の間から元気よく飛び出てくる犬を見て、誰が泣かずにおれますかい。
映画は最初から「私たち」を撮っていて、最初から「私たち」を見つめる視点によって演出されており、その自然さと不自然さはちょっと笑っちゃうもう一つの世界で、スクリーンから観客である私たちを見つめており…などなど考えてくと、映画が堪らなく愛しく思えてきた。
慣れない券売機から席選び、会員申し込み、アナウンスなど、総てにおいてスタッフの方が全員適切に優しくて、ちょっとココ映画館としておかしいのでは?と思った出町座との出会いの日でした。


#はじめての出町座