ボランティアを経験
某つながりで被災地へ支援物資を送ることになり、開梱→サイズ仕分け→再梱包→発送をほんの少しだけ経験しました。
あるトラックで購入品が集まり、別のトラックが数時間後に着くまでの、時間制限がある中での集団での作業でした。
私は簡単なことしかしておらず、
オーガナイズに長けている方の手腕を拝見したり、格安で多量の新品を購入できるお店を知ったり、新しい考え方に接したりしました。
考え方とは、具体的にいうと
「やってもやらなくてもいいときにやっておくことで、やらないといけない時に少しでも(自分の)役に立つ」というものです。
例えば、縁もゆかりもない被災地であれば、自分がやらなくても他の人がやればいいかもしれない。
しかし、自分の親や子を助けなくてはならない場面がやって来たら。
いつもいつも何もしないでいた人が動けるのかどうか。
自分のキャパや、障害となってくるものを知ることは、実際に動いてみないとわからないはず。
このように考えたことがなかったので新鮮でした。
そして、実際に物資にまみれ、人がひしめくただ中であたふたして、プロの技でチャータートラックに綺麗に積み込み終わった段ボールをみて、押し寄せる充実感、やり終えた感。
(ものすごく散らかっていた空間が、綺麗に片付いた感動…)
段ボール側面の手書き文字。かかわったたくさんの人。
いつか私が避難所で物資を分けてもらうことがあったら、段ボールの文字や送ってくださったものから、こういう前景を想像しながら、いただくことができるな、と思うのです。
実際の効果(困っている人の役に立つ)や、効率(◯人でやるのがよい、◯人は無駄)を超えて、可能性や人とのつながりといった、普段見えないものを実感するまたとない体験になりました。
邪魔かもしれない…などボランティアに躊躇する気持ちが減り、「実はやってみたかった」ことに挑戦できそう。ボラのハードルが下がりました。
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