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個人的面白歴史小説ベスト1!ついに発表!

お世話になっております。
読書なんかしなさそうな社員ぶっちぎり2位。大阪本社スタッフ大西です。
恐らく私を含めてメンバーの大半が企業のnoteということを忘れ、秩序が崩壊していく様を目の当たりにしている気がしております。

その中でせめて私だけでもまともな記事を書こうとしている努力、どなたか評価をお願い致します。

さてタイトルの件ですが、皆様はどういった作品が思い浮かぶでしょうか?
燃えよ剣やら竜馬がゆく、壬生義士伝やらちょっと進んで、海賊と呼ばれた男あたりでしょうか。

あえて言わせていただきたい。
否!であると。(※あくまで個人の意見です。)

個人的ベスト1はこれ!

司馬遼太郎作「峠」(1968年出版)
これが個人生涯1位の歴史小説です。
史実と創作がどうたらっていう人もいらっしゃるとは思いますが、そこも含めての面白いですからね。

この本に出合ったのは、父親の本棚に並んでいたのを見つけ、ふと手に取ったことがきっかけでした。

主人公は越後長岡藩家老・河井継之助(かわい つぎのすけ)。
この人物の物語です。
継之助がいちいち熱い男なんですよ。もう男というよりも漢です。
峠の中には様々な名言が出てきますが、それが魅力。
「じっと端座していて物が考えられるなどあれはうそだ。」
「知識という石ころを、心中の炎でもって熔かしているのだ。」
「志は塩のように溶けやすい。男子の生涯の苦渋というものはその志の高さをいかにまもりぬくかというところにある」
「一忍をもって百勇を支え、一静を以て百動を制す」

熱いぜ継之助…!
もちろんこの他にも無茶苦茶熱くなれるシーンはあるのですが、やっぱり物語の最後のシーンが激熱です。涙無くしては読むことができません。

他にもコミカルなシーンや妻の「すが」とイチゃつく(?)シーンなども登場し、継之助という人間性を描いてくれています。

長編小説って中々手が出ませんが、読み終わったときの感動やら達成感ったら他にないですよね。
司馬遼太郎作「峠」イチ推しです。

(映画化もされてますが本の方がオススメです。)

思った以上にちゃんとしてた!
以上!

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