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【Yoっと】なぜ、いまヨットなのか?- Part-2

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今回は前回に引き続き、ナゼ僕がいまヨットにこれだけの熱意を持っているのかを書いていきたいとおもいます。

これから挙げることは、僕がヨットを本格的に自分のライフスタイルに組み込むことを決意するに至った要因です。

1.バブル崩壊

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すでにバブルがはじけた後に生まれた僕は、正直バブル経済で日本が好景気だった時代は経験していないので詳しいわけではありません。
が、バブルを経験した年配の方に聞く限りでは、その時代は今とは大きく違っていたようですね。今の社会人と比べると金銭感覚など色んな価値観が違っていたに違いありませんね。

「なぜ、バブル?」とおもわれるかもしれませんが、日本のヨットブームはバブル経済と共にあったようです。ですが、ヨットブームも全盛期を迎えていた頃、バブル崩壊し、それ以降右肩下がりで、今の規模は当時の4分の1ほどまで減少してしまったようです。

そして、よく言われる話として、バブルの時期にヨットを購入した世代が高齢化し、乗れなくなっているが手放したくても貰い手がいないというのが現状のヨット業界らしいのです。

ということで、当時持て余していたお金で買った豪華なヨットが今その時価格からは考えられないほど安い値段で売りに出されているのです。
パソコンやスマホなどと違って、ヨットの経年劣化は遅いので、30年ほどではまだまだ乗れる状態だそうです。

当時の販売価格が新築のマンションを買える値段が、今では中古車ほどの値段だとしたら…と考えると一気に現実的な話になってきませんか?

2.台風19号日本直撃

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去年秋にあった台風19号スゴかったですよね。僕はちょうどその時、ツアー(仕事)でお客さんを連れて屋久島に行く予定で、被害はほぼなかったので不幸中の幸いでした。
あの被害をテレビやネットで観ながら「つくづく自然災害は脅威だなぁ」とおもったのです。台風に限らず地震、津波、火山噴火、山火事など、近年世界各地で起こっていますよね。
こうなると、ひと所にいる、あるいは居なくてはいけないというライフスタイルが安全とはおもえなくなってきました。
僕はひと所に居るのが元々苦手なのもあり、よく居住国や住まいを変えたりしていましたが、こういう状況をみているとそれがこれからのライフスタイルには好都合にさえおもえるのです。

35年ローンでマイホームを購入する人を否定するわけではないのですが、マイホームがいつ何時自然災害に巻き込まれるか分からないわけです。そうなってしまえば財産が一気に負債へと変わってしまうかもしれません。
それをふまえるとリスクが少ない拠点のない生活、あるいは拠点が移動できる生活が今後のライフスタイルには合っているのではないかとおもうのです。

かといって、「ヨットで生活をしていれば、いざ自然災害が起こった時にもヨットで逃げられる」などと言いたいわけではありません。
ですが、そういうマインドは今後大事だとおもったまでです。

3.コロナウイルス

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今回の新型コロナウイルスは、まだまだ終息の兆しが見えないどころか益々深刻化しているようですね。
「人と人とが接触してはいけない」なんていう状況はほとんどの人が今まで一度たりとも経験したことがないことですよね。
危機的状況ですが、これを期に今までの常識が大きく覆されていくと僕はおもっています。特にワークスタイルが大きく変わっていくことでしょう。すでに様々なところで議論がなされていることですが、例えば、会議や授業のオンライン化されていくことや、これまで見て見ぬ振りされてきた不要な仕事などが排除されるなど。リモートワークの割合が増え、正社員の存在意義が今までないほど議論されていくはずです。
そうしたワークスタイルの変化がライフスタイルを大きく変えることにもなります。
これまでの価値観では、過去の産物だったものも改めて価値が見直されていくこともあるかもしれません。
ヨットがそんなものの一つになれば良いとおもっているわけです。

とここまで長々と書きましたが、どれだけ僕がヨット可能性について熱く語っても、結局のところヨットに興味がなければ、なにも響かないのです。
それが普通なんですが、偶然か必然か、僕はそのヨットに惹かれてしまったんです。
ということで、次回は僕とヨットの出会いとつながりについて書きたいとおもいます。

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