NZ留学体験記-vol06

【NZ高校留学記】自分で決めることの大切さ

ストレスフル

ストレスフルな毎日

無知が功を奏する形ではじまった僕の高校留学生活でしたが、(最初のうちは特に)大変なことも少なくありませんでした。
高校留学最大の壁は言うまでもなく英語(語学)でした。
どこで何をするのにもコミュニケーションはなくならないもので。
英語が喋れないことへのジレンマは相当なものだったとおもいます。(←他人事のように書いているのは、自分のことなんですがあまり覚えていないんです。)

できてあまりまえの環境で、できないことは想像以上にストレスフルな毎日。

その壁を越えて喋れるようになった今でこそ、「大変だったな」と笑って振り返れるが当時はまさに修羅場の連続です。

正直、英語で挫折して途中で日本へ帰国してしまう可能性も大いにあったとおもいます。
それくらい、当時の僕の語学力や身を置いた環境を考えると厳しい状況でした。

では、なぜそうせずに済んだのか。

その答えはシンプルで、

自分で決めたことだから。

少し話が逸れますが、日本に帰国してからたまに親御さんから
「ウチの子にも留学してほしいんですけど、どうしたら行ってくれますかね?」というような相談を受けることがあるのですが、僕の答えは単純明快です。

本人の意志で留学を決めること。

画像1

ではなく、

医師

でもなく、

意志

そう、「意志」です。

当たり前のように思うかもしれないが、それが意外と難しかったりします。一見、本人の意思のようにみえて、実は親の想いを汲んだ意志だったりする場合があるんです。
留学させたいがゆえに親として前のめりに話をしてしまうと、親の想いを敏感に察した子供は、真の想いに(無意識的に)上書きしてしまうことさえあるかとおもいます。

その点、僕は親の想いなど一切知らずしてニュージーランドの高校へ単身留学をする選択を自ら選びました。
(もちろん、留学のきっかけは親が提案してくれましたが)

現地でどれだけ英語で全く喋れず苦労をしても途中で諦めなくてすんだのは、留学を自分で決めたという想いがあったからだと感じています。

というと、なんだか聞こえが良くなってしまいますが、実際そんな想いなど当時は考えていません!(笑)

留学中、色んなところで上手くいかず挫折感を味わうたびに考えることは「なぜ自分はこんな場所にいるのか?」ということでした。
親元を離れ、文化も異なる地で、言葉も分からない環境になぜ自分はいるのか。それらを考えていると自然とベクトルが自分へ向くのです。
留学するのを誰かに強制されたわけではなく、自分の意志でそこにいることをそのたびに再確認していたのではないかとおもいます。
そうなると結局、自分が変わるしか現状打破はないとおもえたのです。

その結果、高校留学は紆余曲折しながらも無事終えることができたのです。

僕の場合、もうひとつ僕を英語習得へ突き動かしたあるマインドがある。
それは、前回投稿したイタ〜い勘違いです。
(← https://note.mu/ainaeco/n/nab2e14aeb92b)

その差はほんの紙一重

かみひとえ

特に留学に限ったことではなく、人生の選択すべてに当てはまることですが、上手くいったこととそうではない結果に終わったことの差って本当に微々たるもので、まさに紙一重だとおもいます。

”留学を無事に最後までやり遂げられた人”と”途中で挫折して帰る人”
”留学に対してポジティブな人”と”ネガティブな人”
”よくわかってなかったけど(から)留学しちゃった人”と”留学したかったけど勇気がなくてできなかった人”

でも、みんなおもってる。
後者より前者でありたいと。

その差がぼくが体験をシェアすることで変わるならと思って書いてます。


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