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地味でも、淡々とやることから、広がっていく


私は異動が多かったのですが、
特に新しい仕事(介護関係)になったとき、正直、不安でした。
(異動そのものは、嫌な部署から外れるため、うれしかったです(笑))

親会社から出向してきた人(男性)と二人体制だったのですが
二人とも全く経験したことのない仕事。
それでも何とか自治体への申請が終わり、仕事をスタートすることができました。
最初は二人で営業をしたり事務仕事をあーでもない、こーでもないと
やっていたのですが、だんだん私が事務や店舗管理を中心に、
彼が営業中心に、というスタイルになっていき、
互いに仕事に集中できるようになっていきました。

ただ、私は周りから、彼が褒められることに対して嫉妬心を感じることがありました。
「私だって頑張っているのに」
そんな不満があり、メンタルエステスクールの斉藤さちよ先生に相談しました。先生は開口一番
「自分の立場を考えなさい」
とても厳しい口調でした。でも、同時に何か、すとんと、腑に落ちた感じもありました。

その後、目の前のことに集中することにしたら、
見えない助けというものがあるなあと感じることがいくつもありました。
事務仕事というのは、介護報酬の計算のことです。
私の会社で、経験者は誰もいません。
他に教えてくれる人もいません。何かいい手段はないかな…と思ったとき
格安の通信講座を見つけました。しかも開講キャンペーンで半額。
(わりと大手の会社です)
すぐに申し込んで、勉強しました。
その時の仕事に関係のない部分もありましたが、仕組みの理解におおいに役立ちました。
そして、そこでの事務関係のお仕事はすっかり任せていただけるようになりました。

また、その仕事が他社に移譲するときの引継ぎでも、
ぎりぎりの日程で難しいと思われた矢先、たまたま自治体の担当者と面識があったため、
「Ainaさんでしたか。じゃあ、申請書の作成は大丈夫ですね」という
お言葉をいただき、引継ぎができたことがありました。
本当にラッキーが続いたのは、目の前のことに集中し、自分の仕事を淡々とやっていたことが大きかったと思います。
あの時、「自分の立場を考えなさい」と言われなかったら、
私はしっかり仕事ができずに、イヤイヤ、だらだらと仕事を
していたと思います。もしかしたら、退職していたかもしれません。

私はお仕事の中で、今でもその経験が私を勇気づけてくれています。
もし、不本意だなあと思う職場や経験があったとしても、それはあなたに必要だからやってきているし、学べることがたくさんあります。

それでも・・・と思う方は、ぜひ、お話をお聞かせください。
アネモネラインでも電話相談を受け付けています。

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