北海道農家生活
3月末から北海道真狩村で農業のお仕事を始めた。
農家の仕事は山登りと似ていて、黙々と登る/作業する 天候に左右され気にする 登った上から見る景色/畑から見る景色 経験した人にしかわからない気持ちがある。私はお金を頂いて体のトレーニングをしている気持ちでいる。
そして人間界のルールより自然界のルールに沿う事の方が多い。だから諦める事も多い。しょうがないなって。
あと、今「北の国から」を見ている。
なんとなく、子供の頃にテレビドラマの名場面集で見た事があるのとOPの曲が有名だから知っているくらいだった。2年前に一緒に働いていた長野出身の方が北海道1周して富良野の五郎さんの家を見てから北の国から見たけどいいよーって聞いただけでその時はあんまり関心がなかった。Huluにあったら見ようってくらいで。
でも去年の夏一緒に働いていた男の子(今年の冬はニセコにいてたまに遊んでいた)に、絶対に見た方がいい!絶対にはまる!と言われて時間が出来た今見ているわけですが。
ここ数年で私が思った事考えが全てつまっている!!!
22歳くらいまでは車の渋滞にイライラし、上司にイライラし、天候や色んな事にイライラしていた気がする。
でも自然はどうしようもない相手。災害や吹雪。どううまくストレスなく付き合っていくかが人間力なんじゃないかなってここ数年で気付いた。
だからそれもうめちゃくちゃしびれた。しかも同じ北海道で農家をして何も無い所で生活しているのに心が満たされていて充実感を感じ何かを満たす為の物欲がなくなっていく今と重なって。
畑で仕事をすることが習慣になっていて、休みなくても全然苦じゃなくて。
思っている事を言葉で伝えるのは難しいけど
農家仕事と北海道は私にすごく合っている。街で仕事をしていた時より。
電線の無い広い青空 畑から見える羊蹄山と尻別岳(だけでシャッターが押せる)
お金を稼ぐ事よりも大事な事を勉強している。
家にWi-Fiも無いからこの記事もヒラフのカフェに来て書いている。
無ければ無い生活をしたらいい。必要最低限でも工夫して生きていける。この世の中は物や情報に溢れすぎている。(と思って最近Twitterもやめた)
今年は農家を通して1年自然や農業について学んで行く1年にしていけたらいいな。
また感じた事を書き留めて、ここで整理できるように!
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