マガジンのカバー画像

子供と学ぶ

21
子供は知識の泉のようです。そこから何を感じ、何を言い、何を言わないか、どう行動するかなどについて書いていきます。
運営しているクリエイター

#心

こう声かけているから子供がどんどん動いてくれる

私の息子たちは 私の苦手とする家事を 率先してせっせとやってくれる。 私はとても綺麗好きなので 掃除は私が担当。 しかし、旅行などで不在の時は 頼まなくても掃除や洗濯を しておいてくれる。 頼まなくても このようにしてくれる背景に 私は「子育て」をしなかった からかもしれない。 どの親だって ほんの数人の子供しかもたない。 親だって初心者。 育児書だって役に立たない。 子供がマニュアル通りだったら 苦労しない。 想定外のことばかり起こる。 その度に 子供への態度や声がけ

迷惑をかけてはいけないと子供に言う代わりにこう伝えたい

子供の頃、親や先生に 「人に迷惑かけていけません。」 と口癖のように言われてきました。 素直にその言葉を受け取りました。 どうしていいか分からず 困ったとき 自分の力で何とかしないと いけないと思ったものです。 しかし、ギリギリまで その困った「爆弾」を抱えて そして、自分で処理しきれずに 「爆発」してしまい 結局、大迷惑をかけたという 苦い経験があります。 「迷惑をかけてはいけない」 というその言葉は 重た過ぎたように思います。 私の場合は 相談することさえも

形あるものはいつか壊れる

息子が キッチンでディナーを 作ってくれていたとき 「ガチャ〜〜ン」 という音が聞こえました。 明らかに食器が割れた音。 すぐに駆けつけて ケガない❓大丈夫❓と 聞くつもりだった。 見てみるとそれは 私のお気に入りのお皿でした。 一瞬、「あーあ」って 言ってしまったんです。 「ケガは、ない?」 というタイミングが遅かった。 繊細な息子は 即座に私の想いを 読み取ったに違いない。 息子は無言。。。 そして 私は過去を思い出しました。 自然にこんな言葉が出て

敵を作らない表現力の達人

長男のかわし方は、実にうまくて あっぱれです。 小さい頃から そんな素質があるようです。 例えば、こんなことがありました。 息子が声を出しながら 手で自分の唇をぶるんぶるん させながら声を出し続けていました。 私は、そろそろ、やめてほしいんだけどな〜 と思ったとき、 息子は、察していたかのように こう言いました。 「うるさいと思ってるんでしょ〜あと少しだよ。」 と言いました。 ある時、息子が服を汚して帰ってきました。 靴も服もドロドロ。 あぁ〜洗濯たいへだぁ〜と 思っ