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弱さと強さ

今時なので、新たな生活様式を守ってオンライン・サロンをやってます!

毎月1回のペースで、いろいろなテーマを持ち寄って信頼できる人たちと語り合う

時間は、私にとって、とても贅沢で幸せな時間だなぁって感じています。

つい先日のテーマは、「組織に蔓延る不満の正体を知る」というもので、

このタイトルだけ見ると、凄く硬いイメージですよね(苦笑)

でも、かなり真剣に色々な意見が交錯する中で、私なりにたくさんの気づきと、

新たな疑問が生まれて参りました。


ある方が、「弱さを出せれば人間関係のストレスや問題は、大きく改善する」と、

ちょっと正確な表現ではないかもしれませんが、このようなことを言われました。

私も、ここ数年の体験から、弱さを見せること、相手の懐に飛び込んでしまうこと

の大切さを、身をもって感じていたので、この言葉には凄く共感したんですね。

でも・・・弱さって何だろう?


そしたらまた別の方が、「弱さを見せることができるのは、強い部分を持っている

証拠なので、そういう人は強いんですよ」と言われました。

これにも大きく頷きました。これも私の経験なのですが、本当に辛かった時には、

弱さなんて見せられなかったんですよね。強がってばっかりで弱かったです。

今は少しだけ安定しているので、弱さを見せることができているのかもしれない。

でも・・・強さって何だろう?


私は子供の頃から短足で、足が遅かったです。顔が四角くて大きい。

どれも自分の嫌だなと感じていることですが、これを他人に否定されても、

正直どうでも良いなって思います。あまり痛くはないんですよ。

じゃあ、弱さを見せるとは何を見せることなんだろう?

皆さまは、どう思われますか?・・・


私は、もしかしたら自分が正しいと信じていることや価値観、

コミュニケーションのスタイルなどを否定された時、瞬間的にカチンときます。

そして、この人苦手だなとか嫌だなって思っちゃう時があります。

きっと誰しもありますよね。

その時の心の中にある嫌な感情は、どこから来ているんでしょうね。

きっと、その反対側に否定されたくない強い価値観を持っていて、

そこには自分に足りない何かがあるような気がしてなりません。


本当に自分に足りない何か?人間として、ダメなんじゃないかと思えるような何か

を曝け出すことができたら、私も強い人になれるのかもしれません。

でも、それがまだ何なんだかわからないんです。

一つだけ言えるのは、自分は大した人間じゃないということを心から受け入れる。

それは裏を返せば、自分と異なる価値観の人であっても、凄いなって思うことは、

心からその人を尊敬すること。それで初めて受け入れたと言える気がします。


自分のコミュニケーション・スタイルの中で、居心地良い人間関係だけを

求めていけば、楽なんだけど成長はないし、世界は広がらない気がします。

だって世界は、長い歴史をみてもず〜〜〜と、多様性で溢れていますもん。

右寄りの人も左の寄りの人も、殺人も煽り運転も、残念ながらゼロになって、

この世界に良い人しかいないなんていうことは、永遠にやってこないと思います。


いや、多様だからこそ成り立っている世界。それを受け入れようというのが

本当の多様性の尊重ですよね。

であるならば、気に入らない人も含めて弱さを曝け出す。心から尊敬する。

もしかしたら、そこに強さのヒントがあるのかもしれませんね。

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