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ガネーシャの教えを思索する(其の2)

こんにちは、いずたんです!

前回の「其の1」に続いて、とても感動した「夢をかなえるゾウ4」の中から、

ガネーシャの教えを思索してみたいと思いますので、

お時間が許す方は、お付き合いください。

【教え】

目を背けたくなる現実や嫌なことこそ、冷静に向き合う勇気を持とう!

スカイダイブ

私を含めて多くの人は、自分のバイヤスを通して「観たいように見る」という、

そんな実態がありますよね!

できることなら、自分が受け入れ難いことは見たくないものかなって思います。

なのである哲学者は、「あなたは世界であり、世界はあなたである」という名言を

残されているのだろうと思います。

しかし私が思うに、昔のいじめっ子や脅迫をする人と同じように、

逃げれば逃げるほど面白がったり、弱みに付け込まれたりして事態が悪化する。

だからガネーシャが説く通り、冷静に向き合う勇気は大切だなと思っています。

そんな目を背けたくなることって、大きく分けると2種類ありますよね。

一つは、「私にとって都合の良い世界や社会」であって欲しいという願望から来る

現実逃避。そこにある社会の現実から目を背けたくなるというものです。

要するに、「自分の外にある現実」であり、関わる人との人間関係においても、

同じことが言えるのかなって思います。

もう一つは、「受け入れ難い自分」という内面の現実逃避。

薄々気づいちゃいるけど認めたくない自分がいる。誰かと比較しながら、

「こんな自分って嫌だな」って自分で思って、自分を愛せていない状態。

要するに、「自分の内にある現実」ですね。

まず「外にある現実」ですが、例えばコロナ禍において、命と経済の両方が厳しい

状況に置かれていますよね。そこで今、世界的にマネーサプライを巨大にして、

先進国の多くが対応に追われています。

私たちの日本でも、多額のお金が投入されていますが、感謝している人もいれば、

不満を持っている人もいる。置かれている状況が異なるという理由もありますが、

元本が税金である以上、未来を担う人たちからの借金でもあり、

この事実とどのように向き合っているのかということによっても、

違った世界が見えている可能性もありますよね。

私自身も、昨年の緊急事態宣言は厳しかったですが、世界の貧しい国の状況や、

今置かれている日本の状況、あるいは必死に頑張って下さっている医療従事者の

皆様を思えば、ただただ感謝するばかりです。

話は少し変わりますが、よく「エビデンスに基づいた論理的な議論が大切だ」

なんて言葉を耳にしますが、私自身は、これも怪しいものだと思っています。

先日も有名な証券アナリストや投資家の皆様が、エビデンスに基づき、

今後の株価予想をされていました。今年は年内に、バブル期の最高値を超える

株価が発生するそうですよ。・・・色んな意味で凄いですよね!(苦笑)

確かにエビデンスに基づいた論理的な分析かもしれませんが、

そもそも短期的な投機活動や金融資本主義がもたらすメリットとデメリットを

抜きにして、単純に目先の金が増えるかどうかだけを議論することに、

どれだけの意味や価値があるのかということは、自分の外に置き去りですよね。

仕組み自体の功罪を正した上で、持続的な社会の発展や子供たちの未来のために、

どうあるべきかを考えない議論は、私的には、自分にとって都合が良い世界を

前提にした、偏った議論であるなとしか思えませんでした。

これもある意味では、「短期的利益を得るために臭い部分に蓋をする」

現実逃避であると思っています。

次に「内にある現実」ですが、これは過去の自分を正当化する言い訳をしたり、

「人間なんて、所詮そんなもんでしょ!」と一般化して、自分を成長させる努力

を厭うようなことがあったり、あるいは、自分の価値を高めるために、

人の弱みと比較して「自分の方がマシだ」と考えたり、本当に沢山の事例を

挙げることができるように思います。もうね、明らかな現実逃避ですよね。

一番残念だなと思うのは、自分は駄目だ、駄目だと自己否定をして、

挑戦することのリスクや苦労、人の評価から現実逃避しているパターンです。

これは自分自身の可能性を自ら否定して苦しむという、本当に残念な結果を

もたらしているように思いますので、これだけは世の中から無くしたいことです。

私にはそんな力量もないのに、大きなことを言ってしまって申し訳ないですが、

たった一度の人生ですからね。自分の可能性だけは、自分自身で放棄しないで

欲しいなって心から思います。

そして私の拙い経験では、自分を信じて頑張っていると、思い描いた夢が叶うとは

限りませんが、少なくとも何処からともなく助けてくれたり、手伝ってくれたり

してくれる仲間が出てきて、何となく楽しい人生だな、有り難い人生だなって

思えるようになる気がしています。・・・夢は???ですが(苦笑)

私たちは今、すごい時代に生きていますよね。本当に受け入れたくない(苦笑)

・世界三代革命と言われるIT革命期に生きている(DXへの対応必須)

・地球温暖化等による自然災害(集中豪雨・強風・山火事・崖崩れなど)必死

・上記の自然災害に加えて、大規模地震のリスクが高まっている(津波・噴火)

・金融資本主義とITによる「巨大な経済格差」と「分断」および政治リスク

他にも挙げれば、まだまだあります。

いや〜、向き合いたくないですね!可能であれば現実逃避したいものです。(笑)

しかし逃げたところで状況は改善するのでしょうか?

私は、ガネーシャが説く通り、冷静に向き合って、できることだけに焦点化し、

結果は天に任せて、最善を尽くす勇気を持ちたいものだなと思っています。

偉そうに言っても、DXですら随分遅れているのですが、それでも私の頑張りで、

少しでも私の子供たちや関わる人に勇気や安心感を与えることができるのなら、

それなりの価値があったと言えるのではないだろうかと、またしても私自身、

現実逃避して夢幻を観ているような次第です(爆笑)

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。では、また!

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