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3日坊主は思考の癖で解決できる!

タイトルで言い切ってしまいました(笑)

「お前はどうなんだ?」「ちゃんと継続できているのか?」と

言われてしまいそうですが、実は、継続は数少ない私の強みかもしれません。

だからと言って、凄いことをやっているという認識はないし、

そのことで特別大きな成果を手にしているわけでもないのですが、

やってみてわかったことがあります。それは・・・、

「継続しか本物の力にならないし、本質を知るには、継続しかない」

ということですね。(ちょっと生意気にすいません)

感覚的には、10年継続すると本質の端っこにある紐を掴んだような感じです。

「石の上にも3年」と言いますが、これは「一つのことができるかどうか」の

目安(レベル的に)でしかないなと感じています。

収穫までが遠すぎて、種まきすることすら嫌だなと感じられるかもしれませんが、

「桃栗3年柿8年、梨の馬鹿目が18年」と言われるように、

美味しい実となって熟すには、それなりの年季がいるんですよね。

今回は、美味しい実を手にするために「3日坊主」を克服する、

私なりの工夫について書いてみたいと思います。

何か少しでもお役に立てたら嬉しいです。

【目標を立てる時の工夫】

盛り込みすぎに注意

ポイントを簡単に言ってしまえば、

「曖昧を避け」「無理をせず」「見える化する」ということです。

まず「曖昧を避ける」とはどういうことかと言うと、

例えば、「毎日走る」という目標はダメですね。

「月に100キロは絶対に走る」であれば、期限と量がイメージできて、

逆算しながら走る距離を考えることも可能ですから、より良い目標だと思います。

次に「無理をせず」ということも大切です。

毎日走るといっても、雨の日もあれば、仕事のお付き合いだってありますもんね。

体調が悪い時だってあるでしょうし、なかなか毎日は難しいだろうと思います。

走れない日が何日か重なるだけで、「あ〜、何だか面倒になってきたなぁ」なんて

気分になり易くなるように感じますよね。

どうせ守れないしと否定的な気分になることは、初めから避けた方が良いです。

そして「見える化」については、自分自身で日々のTo Doを作成し、

いつでも見えるような仕組みを作っておくということです。

ここでのポイントは、仕事もプライベートも全てを含んだ行動のTo Do

作成することですね。ここは大切なポイントですよ。

なぜなら、目標だけを書いておいても、他の用事に忙殺されて、

時間がなかったことを言い訳にしてしまうケースが多いからです。

気をつけないとゲームやSNSなどに割り込まれて、肝心のやるべきことが

後回しになる場合もありますからね。

ゲームも最初から予定に入れて、仕事やその他諸々の行動も俯瞰した上で、

このタイミングであれば実行できるという核心を持った計画を立てましょう。

さらに言えば、そのTo do計画は誰かと共有しておくと良いと思います。

忙しそうであれば互いにヘルプできる可能性も生まれますし、

周囲の人にコミットしているようなものですからね。

良い意味でのプレッシャーにもなって、頑張れるのではないでしょうか。

【行動する時の工夫】

行動は最初が肝心

次に、行動する時の工夫ですが、

佐藤一斎が説いた「克己の工夫は一呼吸の間にあり」という言葉があります。

また、メル・ロビンスは「5秒の法則」を主張されていて、

5秒以上時間が経つと、脳はやらなくても良い言い訳を、

どんどん考えだしてしまうのだそうです。

やらない理由を作り出す天才だなと思う時ってありますよね。

でも、飢えていた歴史が長いわけですから、無駄にエネルギーを使うことは、

死につながるリスクがあったと考えれば、納得できるのではないでしょうか。

また、「意志が弱いからダメなんだ」と考えられる人もいらっしゃる

かもしれませんが、私は意志とはあまり関係ない気がしています。

「間髪入れずに初動を起こすだけ」

これがポイントだと思うんですよね。

寒いとか暑いとか天候のせいにして、走りたくないなと思うことは多々あります。

でも、着替えて10mでも走ってしまえば、後は自然に走れるものですよね。

最初から10キロ走ろう・・・長いなぁ・・・寒いし風邪ひきそう・・・

暑いと倒れそう・・・なんて思うと続きませんから、

ダメそうならすぐ引き返せばいいやと思考して、10mでも動き出しさえすれば、

問題なく継続できると思いますよ。(これは私の体験談ですが)

【継続するための工夫】

記録をつける

自分にとって「ご褒美」となるような価値を見出さなければ、

誰だって継続する気にはなれませんよね。

そのご褒美は人によって異なると思いますので一概には言えないと思うのですが、

「成長を実感する喜び」というのは、多くの人にとって共通するメリット

になるのではないでしょうか。

ですから最後は、成長を実感するための工夫について書いてみます。

ダイエットならば毎日体重計に乗って記録をつけ、

それをグラフにして見えるところに張り出しておくとい良いですよね。

僅かに数グラムであっても、少しずつ効果が現れてくると楽しいものです。

また、本を読んだ時の感想や感じたイメージを、日記形式で記録しておき、

定期的に読み直してみることもお勧めです。

少し時間を空けて読み直してみると、今の自分と過去の自分では、

感じ方や受け止め方が違うなということを実感する時があって、

そんな時は「少しかもしれないけど成長したなかも」と気づくんですよね。

この「成長の気づき」が、継続していこうと思う大きなモチベーション要因に

なるなと、私は感じています。

自分の成長に興味がない人には役に立たないかもしれませんが、

成長は自己肯定感を高めてくれますからね。

多くの人にとって大切なのではないでしょうか。

以上が私の「3日坊主」を防ぐ工夫なのですが、どのように感じられましたか?

細やかなことでも継続すると意外な強みになりますし、

さらに強みを掛け合わせると、必要とされる場面が増えてくると思います。

それが自己肯定感を高めて、安心感にもなるんじゃないですかね。

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