見出し画像

順番に完了させることが目標達成の秘訣

私は18年間、成果の方程式なるものを探究し続けてきました。

成果=行動の質×行動の量

成果=方向性×能力×やる気

これは私の中では、もはや疑う余地のない方程式です。

しかし、今ここにある問題をどのように解決して行けば良いのかという

ヒントには、ちょっと抽象度が高いというか、分かり難いんですよね。

確かに行動の質と行動の量を改めれば良いのですが、

そもそも問題に気づき、それを解決していくためには、

どのような質を高め、どのレベルまで行動をすれば良いのかわからない。

そんな悩みをお持ちの方も多いと思いますし、

私自身、解決できないままでいる問題が有ったりします。

今回は、ここから抜け出すための気づきというか、ヒントとご縁を頂いた

感覚があるので、忘れない間に、ここにメモしておきたいと思います。

【問題は必ず1つに絞れ】

[どっちにしようかなぁ]

私たちの日常は複雑で、かつ忙しいですよね。

気づけばあっという間に時間が過ぎていってしまいます。

なので、頭の中がいつも混み合っていて、何から片付けようか迷っている間に、

次のタスクに追い回されるということがありませんか?

そして、気がついたら未完了のまま後回しにして、問題に振り回されています。

これだと中々成果につながり難いと思われますね。

そこで大切なのが「問題は必ず1つに絞ること」です。

即ち、優先順位を決めて、欲張らずに一つ一つ完了させていくことなのです。

あれもこれもとなる気持ちは理解できるのですが、結局中途半端な未完了では、

何一つ納得がいく結果につながらないと思いますね。

この時の絞り方ですが、重要度が高くて難易度も高い問題と、

重要度が低くて難易度も低い問題であれば、どちらを優先されますか?

これって難しい問題ですよね。これは自身の状況や環境などによって

異なるというのが、私の考え方です。

というのは、自信がない人であれば、難易度が高い問題に手こずって

時間ばかりが過ぎていくと、焦ったり、自信をさらに失ったりする

可能性があると思いますので、難易度が低いものに絞る方が良いと思います。

また、難易度が高い問題に手こずっている間に、他の問題が大きくなってしまう

ようなケースも、難易度が低いものから素早く片付けていく方が良いと思います。

さらに、チームで問題解決をする場合には、難易度が高い問題でもクリアできる

と思える人に依頼して、手伝ってもらっても良いと思うんですよね。

そこは恥ずかしがったり、卑屈になる必要は全くないと思います。

ただし、自分自身で難易度が高い本当の壁を越えていかない限り、

本当に求める成果には辿り着けないのも事実だと思いますので、

実力を高めて、難易度の高い問題と向き合う勇気や覚悟も必要です。

その時に考えるべきは、「手順」だと思っています。

【ステップを踏んでGoalへ進め】

[手順を踏んでいく]

問題に気づき、問題の優先順位を決めて一つに絞り込んだら、

次に行うべきは「ステップを考える」ことです。

いきなりクリアして結果を出したい気持ちはわかりますが、

実はステップを踏まないと、次の問題が出てきてしまう場合が多いのです。

例えば、基礎体力や体幹ができていないのに、技術だけトレーニングしても、

なかなか結果につながらないのがスポーツですよね。

チームで何かプロジェクトを行うにしても、入り口の信頼関係を構築して、

チームビルディングをしっかり整えておかないと、

いきなり問題解決を行おうとしても、思わぬ抵抗を受ける場面もあります。

ですから、何から始めることが適切で、どのようなプロセスを経てGoalへ

向かうのかということを、しっかりとイメージしておくことが大切だと思います。

これにより初めて、具体的なアクションが定まります。

この定まったアクションに関しては、完了するまでやり抜くことですかね。

一つ一つのステップを越えていく度に小さな達成感を味わいながら、

実際に問題を解決していくことができたら、実はこれがクセになります。

習慣になるというか、面白さがわかってきてモチベーションも上がります。

このパターンを理解して善循環が回り始めると、あとは自動的に成長します。

気がついたら、努力することも、この中に含まれるルーチンなんですよね。

【自分で考えてプロセスを描き決断する】

[自分の想像力こそ自分の可能性]

もしかしたら、「完了するまでやり抜くことが難しい」と思われている方も

いらっしゃるかもしれませんね。

高い壁を乗り越えていくことは、高い山を登るようなもので、

そんなに頑張れないというか、モチベーションが続かないと・・・。

でも、それは少し違うのかなと思っています。

その場合の原因は、「ステップの幅が広すぎる可能性が高い」と思うんですよね。

要するに、より細分化して小さなGoalを沢山迎えることが肝心だと思います。

そして、それを自分で選択して決めることですね。

所詮、イメージできないことはできないんですから。

ポジティブなイメージができるまで細分化すれば良いだけですよ。

難易度が高い場合、Goalまでに時間は掛かるかもしれませんが、

諦めないで小さな目標をクリアし続けて行けば良いだけだと腹を括りましょう!

気がつくと様々な課題をクリアし、能力も身に付いていて、

面白いなって感じるはずなので。

それによって自信が湧いてきて、生きることが楽しくなると思いますし、

そうなって欲しいなって心から思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?