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自由になるために私たちが考えるべきこと

人は誰しも自由になりたい・・・そう思っているのではないでしょうか?

少なくとも私は、そう思っている一人です。

皆さまの自由度は、今何%くらいだと思われていますか?

私は72%くらいかなと思っています。(結構自由ですね;笑)

経済的には、欲しいものが何でも買えるほど自由ではありませんが、

普通に生活する程度の自由には、少しゆとりがあります。

しかし仕事においては、まだまだ思うようなレベルでアウトプットできている

とは言い難く、より本物に近づきたいという願望によって、やや不自由です。

だからと言って、それを嫌々やっているわけではなく、

自分で選択して行なっているわけですから、

精神的には、ほぼ自由を獲得しています。(99%くらいかな)

もちろん我儘を言えばキリがありません。

欲望を全て満たそうと思うなら、この世は我慢だらけになってしまうでしょう。

そんな欲に振り回されていないのは、たぶんロマンがあるからでしょうね。

そういう意味では、理想や憧れなどの「志」があることによって、

不自由な生活をしなくて済むのかもしれません。

やはり私は、お陰様で運が良いのだと思います。

あとは、仕事において足りない28%を少しでも埋めていければ、

私はもっと自由になれるのかな?

ここから先は、そう簡単ではないと思いますが、嫌じゃないので頑張ります。

【不自由から脱却するには】

[自分を信じる]

自由になるために最も大切なことは何か?

それを考えた時に、一番最初に浮かんできたことは、

「自信を持つ」ことだなと思いました。

自分を信じてあげることですが、最近、自信のない人や自己肯定感が低い人が

増えているのだそうです。

自信がないと不安ですから、挑戦して成功するよりも、

如何に失敗をしないかということに意識が向かうんじゃないですかね。

失敗しないための方法は簡単です。

何もしなければ良いだけです。同じ土俵に上がって戦えば負けることもあります。

だったら土俵に上がらなければ、負けることもないわけです。

バッターボックスに立たなければ、三振はしません。失敗しないんです。

けれども永遠に成功もしないんですよね。つまり自由にはなれないのです。

結局、自由になりたければ、挑戦し続けるしかないのですが、

自信がないから、それはできない。

卵が先か、鶏が先かの堂々巡りになってしまいますね。

本当は、子供の頃から親や友人が信じてくれることが大切なんじゃないかな。

自信って、自分で持つ前に「誰かが信じていてくれる」ことによって、

持たせてもらうことが大切なんじゃないかなって・・・そう思います。

しかし最近は、親も自信がない人が沢山いらっしゃいますから、

やはり自分で掴む努力が必要なのかもしれませんね。

では、一体どうしたら良いのでしょうか?

【才能×努力×環境×時間】

私たちが自由になるためには、厳しい現実があります。

それは「実力」を持つことです。何かの分野でプロフェッショナルにならないと、

いつも人から指示をされて、管理される割合が高くなります。

そんな資本主義社会が嫌だなと思っても、他に選択肢がないですよね。

現実から逃げれば逃げるほど、実は不自由になってしまう。そんな気がします。

では、プロフェッショナルになるにはどうすれば良いか?

私は、生まれ持った強みを活かす・・・即ち、「才能」を活かすことが

最初に考えるべきことだと思っています。

といっても、才能はコントロールできませんから、「見つけること」

「気づくこと」が大切だと思います。

そして、才能は人と比較する必要はありません。

偉大な才能である必要なんてないと思っています。

要するに、努力することが苦にならない内容(才能)であれば良いのです。

人には必ず才能があります。でも、自分では気付き難いのも事実です。

だから私は、人から教わるのことをお勧めします。

「すごい!上手だね」って言われたり、

「君に向いてるよ!」と言われたことはありませんか?

素直な心で人からの頼まれごとを沢山やり抜いて行く間に、

人から教えて頂けたり、ハッとして気づいたりするのが「才能」だと思います。

色々やってみることで、気づかせて頂くご縁に巡り会う確率が上がるわけです。

次に「努力」ですが、ここは工夫が必要です。我流の努力でも良いのですが、

実は「環境」によって大きな差が生じてしまいます。

環境は「本物に触れる」ことです。お手本に触れたり、師匠にアドバイスを

もらったりすることによって、努力の質が断然高くなります。

その環境も与えられるのを待つのではなく、「自ら選ぶ」ことが大切なんですね。

自ら求めて本物がいる環境に身を置きに行くのです。

あとは「時間」を掛ければ、誰でもプロフェッショナルになれます。

本当に断言しますが、誰でもプロフェッショナルになれるのです。

プロフェッショナルにも色々あって、超一流から二流までありますが、

目指すべきは一流から1.5流の間でしょうかね。

私は、超一流じゃなくても十分自由になれると実感しているので、

とにかく本物を見習って、凡事徹底することが何より大切だと思います。

ところが、この時間を辛抱できない人が多いんですよね。

すぐに答えが欲しい。効率よく成果を手に入れたい。・・・無理です!

かの伝教大師は12年と説かれているそうですが、私も感覚的には、

最低10年だと思っています。いや、20年かもしれません。

故に、ロマンがないと続けられないんですよね。

どう生きたいのか?どんな理想を描いているのか?憧れは何か?

心が喜ぶこと、感動することを敏感に感じる感性が大切だと思います。

でも大丈夫でしょ?!だって子供の時は誰でも感動したじゃないですか?

好奇心を持ってワクワクしたじゃないですか?

色々なヒーローやヒロインに憧れましたよね?

即ち、誰でも自分の心を解き放って素直に向き合えば良いだけなのです。

あとは「やるか」「やらないか」だけです。

【失敗こそが本当の学び】

[失敗から学ぶ]

さて、いよいよ迷宮に入ってきた感があります。

「失敗したら益々自信を失うんじゃないの?」って疑問が湧きますよね。

その通りだと思います。失敗をしたところで行動を止めてしまえば失敗でしょう。

しかし、失敗を受け入れて学びに変え、新たな行動を起こしている限り、

それは経験でしかありません。しかも全て生きた経験になります。

心の態度を積極的にして、陽転思考で挑戦を続けるのみなんですよね。

「でも、何度やっても失敗ばかりなんですよ」

「負け続けたら負け癖がついて、やはり自信を失います」

と言われる方もいらっしゃるかもしれませんよね。

その場合、才能と努力について見直す必要があるかもしれません。

本当に強み(才能)を活かせているのかどうかの確認と、

努力の方向性は正しいかどうかの確認ですね。

失敗から学ぶための能力を獲得する努力も必要なんです。

だって、解決する能力を備えていかなければ、

現実を変えて行くことはできませんから。

それが「7つの習慣」で提唱されている「第2の領域」を重視することなのです。

すると徐々にできることが増えていきます。即ち、小さな成功体験ですよね。

この小さな成功体験の積み重ねが自信につながります。

沢山の修羅場を潜り抜けてきた本物の自信ですよ。凄いですよね。

【本物の自信が自由につながる】

[自信が私を解き放つ]

「本物の自信がゆとりある自由につながる」

ここまで読んで頂いた方は、この言葉の意味を正しく理解して頂けるでしょう。

一か八かのギャンブルにも似た方法で、マネーだけを手に入れても、

実は、自由でいられるとは限らないのです。

理由は、心の成長が伴っていないからです。

不自由から脱却するには、心も能力も成長して行くしかないのです。

ハリボテの自信でも無いよりはマシですが、それは所詮一時凌ぎです。

積極的な心の態度で第2の時間を大切にする。

緊急ではないけど重要な良い習慣を10年、20年とやり続ける。

気がついたら、毎日が自由で豊かな時間にかわり、

景気や流行に左右されない本物の自信がオーラのようになって、

周囲の人を惹きつけて行くような気がしています。

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